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基礎教育

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基礎教育課程について

魅力的な芸術作品は幅広い教養を持つクリエーターから生まれる
基礎教育の意味と目的は大きく二つあります。一つは専門教育での学びを下から基礎作りすること、もう一つは大学を出て、社会で生きていくための基礎力を養うことです。
一つ目の専門課程の基礎作りというのは、芸術は表現であるということです。表現者として何を表現し、発信するのか、そのためには自分を探したり、自分のテーマを見つけたり、方法を獲得することです。基礎教育はそのために用意された教育です。
表現し、発信するためには、芸術全般の基礎知識はもちろん必要ですが、自分を取り巻く社会・文化・自然・環境などに目を向けて、知識を得、関心をもち、発想の幅を広げたり、深く考えたりすることがとても重要になります。
また、自分の作品を外に向けて発信するためには、語学や文章作成やプレゼンテーションの能力などの力を身に着けることも必要です。どんなに作品が優れていてもプレゼンテーションやコミュニケーションがうまくいかないと、せっかくの作品の良さを認めてもらえない、ということがあります。世界で活躍するためには語学力も必要です。
基礎教育のもう一つの意味と目的は、社会人としての基礎力をつけることです。上記のとと別のことではありませんが、もう少し視野を広げると、自分を知ること、知識や関心の幅を広げること、語学や文章作成やプレゼンテーションなどの能力は、社会に出てから、大学教育を受けただけの力をもつ人間として活躍できる能力です。
そして、大事なことは、知識や学力そのものではなく、それを応用して、問題の発見や解決をする能力、あるいは、リーダーシップ、協調性、実行力など、さまざまな力のことです。そのためにも知識や学力を養っておくことが前提となります。

基礎教育課程の特色

幅広い教養を身につけて存在感のあるクリエーターになる
多くの人々の心を打つ芸術作品は、単にクリエーターの感性や表現力のみで作れるものではありません。そこに芸術、歴史、社会、文化、自然科学、文学などを通じて、人間の様々な感情や人間を取り巻く環境などを深く考えたクリエーターの「つたえたいもの」があってはじめて、人に感動を与える魅力的な作品になります。また、芸術活動は多くの場合、一人で活動するのではなく、様々な人とのコラボレーションによって初めて成り立ちます。自分と異なる経歴、教育を受けた様々な人とスムーズに仕事をするためには、幅広い教養と基本的な学力、スキルが求められます。自分の専門の殻のみに閉じこもるのではなく、他者とともに大きな仕事ができる幅広い教養を備えたクリエーターが求められます。こうした魅力的なクリエーターを育てるのが芸術学部の基礎教育課程です。

カリキュラムの特色

未来派クリエイターのために開設された多彩な基礎科目
基礎教育課程は芸術学部全学科の学生に共通です。メディア・アートの専門家をめざす学生に必要な知識、技能、思考力等の育成を目的とし、「人間科学」「コミュニケーション」「芸術基礎」の三つの分野で構成され、さまざまな科目が配置されています。
人間科学
芸術活動を営む人間の本質を社会や自然との関わりの中で理解するために、「法学概論」「社会学議論」「社会と思想」「宗教学概論」「日本文化史」「東洋文化史」「アートのための数学」「アートと物理」「光と視覚」「視覚伝達論」「経営学概論」「経済学概論」「スポーツ演習」「教育学」「環境の科学」「形の科学」「比較文化論」「文章技法」「ジェンダーとアート」「企業論」「マーケッティング論」「情報倫理」「認知科学」「日本文学、」「外国文学」「言語とコミュニケーション」などの多岐にわたる科目が用意されています。
コミュニケーション
言語教育として「英語」「英会話」「英語特別演習」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」「ロシア語」「日本語(留学生対象)」等の外国語の科目と、文章能力を養う「ライティング基礎演習」、プレゼンテーション能力を養う「プレゼンテーション基礎演習」があります。
芸術基礎
各種メディア・アートの専門学科を有する学部ならではの、「写真学概論」「映像学概論」「デザイン学概論」「インタラクティブメディア概論」「アニメーション概論」「マンガ学概論」「ゲーム概論」等の概論、また、芸術の基礎となる「芸術学」「日本・東洋美術史」「西洋美術史」「美学」「現代のアート」「心理学」「造形心理学」「色彩学」、さらに、芸術領域に関わる「身体表現論」「現代文化論」「アートマネジメント論」「演劇論」「文芸理論「音楽学」などがあります。また、メディア・アートの技術を身につけるための科目として「基礎デッサン」「情報処理演習」「メディア演習」などがあります。

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