月別アーカイブ: 2011年11月

山中ゼミと多摩美術大学交流授業『コゲタマ』

左が野村先生。右が細川先生。

山中ゼミと多摩美術大学グラフィックデザイン学科アニメーションクラスとの交流授業『コゲタマ』(工芸大と多摩美という意味ですね。)を行ないました。山中ゼミは、より専門的な3・4年生のカリキュラムの中の必修「ゼミ」と「卒業研究」のクラスのひとつです。ゼミの特徴は「デザイン」を発想の根源とし、ビジュアルコミュニケーションとしてのアニメーションを日々研究しています。「グラフィックデザイン」の表現のひとつとして日々アニメーションを捉える多摩美術大学グラフィックデザイン学科アニメーションクラスとは共通する部分も多く、互いに多くの刺激を受ける事が出来るのではないかと企画し、昨年度からスタートしました。お世話になりました多摩美術大学大学・片山雅博教授は残念ながら2月に急逝されてしまったのですが、今年度よりクラスをご担当の野村辰寿非常勤講師(アニメーション作家/創作集団ロボットCAGEを率いながら、ご自身はストレイシープなどでおなじみです。)、細川晋非常勤講師(アニメーション作家/学非常勤講師でもあります。)と共に片山先生の意志を引き継ごうと、今年も交流授業を行なう事となりました。

今年度は山中ゼミが11月に多摩美術大学八王子キャンパスにお邪魔しました。先に両校とも幹事校を勤めるICAF(インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル)が9月に行なわれましたので、学生同士顔なじみもいたりする中、授業はスタートしました。このコゲタマの特徴はあくまでも交流”授業”という事。教員がお互いの授業、課題の特徴などの説明し、作品自体は学生自ら自分の作品のプレゼンテーションを行い上映、その都度教員が講評やアドバイスを行なっていきます。

3年生前期課題・オリジナルお菓子の企画のプレゼンテーション。プレゼンボードの前でパッケージの説明を行なっています。この後30秒CMの上映。緊張するぅ〜。

ゼミ生にとっては慣れない場所でのプレゼンテーション。いつも以上に言葉を選んだり、アタマをフルに働かせます。また、普段は気がつかない事を他の先生に指摘されたりする事は、緊張はするでしょうが、きっとこれからの作品に印象深く影響する良い経験となる事でしょう。13時から1回の休憩を挟んで18時までみっちり行なった交流授業は、その余韻そのまま最寄りの橋本駅近くにての”課外授業”となりました。時とともに緊張がほぐれ、学生同士積極的に、DVD交換や作品や創作についての熱いトーク等が遅くまで続きました。

お互いにアニメーションを愛するあたたかい空気に包まれた会場でした。

たくさんの刺激を受け、これからの後期作品、卒業制作がますます楽しみな交流授業”コゲタマ”でした。多摩美術大学グラフィックデザイン学科アニメーションクラスのみなさん、ありがとうございました。
カテゴリー: 授業紹介

「領域研究」の授業11月18日

今回のゲスト講師は東京工芸大学の卒業生、大地丙太郎監督です。
母校のために来てくださいました。

大地丙太郎監督登場!

監督の代表作としては、おじゃる丸(1998年 – 現在)、浦安鉄筋家族(1998年)、
十兵衛ちゃんラブリー眼帯の秘密(1999年)、今、そこにいる僕(1999年)  、
アニメーション制作進行くろみちゃん(2001年)などがありますが、
ギャグマンガ日和(2005年)から、音を先に録音しタイミングを図って演出する方法を採用していることが多いそうです。

間合い、タイミング、テンポが命の「大地スタイル」演出法。
時折黒板に絵を描きながら熱く語っていただきました。

学生の質問にも丁寧なアドバイスをいただき、
アニメーションはもとより、映像表現のクリエーターを目指す学生には必聴の講義でありました!

熱い講義!

カテゴリー: 授業紹介

渡辺・小柳ゼミ_宝塚公演鑑賞会

3・4年の必修科目として、アニメーション学科では通称「ゼミ」と呼ばれる授業があります。
ここではもちろん作品研究・制作をしていきますが、その他に学外に出て展覧会や劇を鑑賞することもあります。

今回、渡辺・小柳ゼミでは宝塚歌劇・雪組公演、「仮面の男」を見に行きました。
この物語はアレクサンドル・デュマ原作「ダルタニアン物語」がベースで、
レオナルド・ディカプリオが主演を演じた映画として1998年に公開されたものです。

それを宝塚のスター達が歌劇として演じるとどうなるか。
宝塚といえば、絢爛豪華な装飾美と演出でよく知られていますし、私自信、鑑賞するのは初めてで
そのような一般的なイメージを持ちつつで鑑賞し始めました。
先に書いたように多少の先入観があったため、すこしだけ取っ付きづらいかと思いきや、
まったくそんなことはなく、素直に楽しめたというのがまず第一印象です。

演目は2部構成で1部目はメインのミュージカル、2部目はショーになっています。

そのため1部目の物語自体は簡潔で分かりやすく、楽しめました。
やはり演じている美しい役者にウットリして目が行きがちですが、他にも演出や舞台美術など見所が沢山あります。
印象的だったのは劇中で多くのCG・アニメーションを取り入れていることでした。
鑑賞者はそれぞれのタイミングや視点、角度で舞台の上を鑑賞する事になり、そこが映像作品とは大きく違うところでもありますが、
その中でわかりやすく、効果的に、臨場感を持って物語を進めて行けるか。
その時にこういうアニメーションの使い方もあるんだな、と興味をもちつつ鑑賞しました。

そして2部目はド派手なショーの始まりです。
これでもか、という程のゴージャスなステージ。最初からフルスロットルです。
次々に変わっていく衣装、鑑賞者の手拍子も合わさり、会場はフィナーレに向けて一体感を増していきます。
私は2階席で鑑賞してましたが、テンションが上がるとどんどんステージが近くなってくるような印象がありました。
学生も結構ノリノリでした!

そういうわけで、勉強にもなりテンションも上がり、実のある鑑賞会になったと思います。
分野は違いますが表現者として、またはエンターテイナーとしてプロの仕事は迫ってくるものがあり、
学生もその感動に包まれていたのではないでしょうか。

おまけ
そののち、有志でスイーツを食べにいきました。
ごちそうさま!

カテゴリー: 授業紹介

ページの先頭に戻る