大学広報誌えんのき No.36.2002年 夏号07

就職 GET A POSITION

企業の採用者数は激減 質重視の厳選採用強化

平成14年の就職戦線は前号でお伝えしたとおり、昨年と比べ更に厳しい状況である。本学への求人状況は7月11日現在、2424社で前年度に比べ約400社の減少である。また、企業の学生の質を重視した厳選採用が強まり、学生は大変苦戦している。内定状況は、女子短期大学部を除き前年の実績を下回っている。就職課では、学内に企業を招聘した合同就職面談会や採用選考会を複数回実施し、学生への支援を強化している。多くの学生はこの夏も就職活動中であり、研究室の指導教員をはじめ、全教職員が4年生の就職活動を全力で応援している。
がんばれ4年生!

就職教育課目「進路を考える」

 4月から7月までの12回、3年生を対象にした就職教育科目「進路を考える」が行われた。この授業は前年度から実施し、「なぜ人は働かなければならないのか」から始まり、実践的なエントリーシートの書き方まで網羅した内容である。主な講師としては、建築学科卒業生でテレビ出演もある東京ミサワホームの篠原直樹氏、マスコミ就職のバイブルといわれている『マスコミ就職読本』編集長、『就職四季報』編集長、マガジンハウスの人事担当者等、採用の現場や第一線で活躍されている方に講義をお願いした。以下に学生の授業の感想を掲載する。

「『良い会社の見分け方』、『マスコミ就職のためのガイダンス』はとても参考になった。市場の見方・現場の状況をリアルタイムで知るのは大切なことだと思う。」
(写真学科3年)

「営業は今までやりたくないと思っていたが、今日の授業を聞いて、営業もやってみたいと思った。」
(建築学科3年)

「目からウロコの情報ばかりで、とにかく驚かされっぱなしでした。エントリーシートの重要さや、今からやらなくてはいけない事の多さに焦りが生じました。でも、先生の説明は毎回、本当に分かりやすく、丁寧でとても参考になります。」 (映像学科3年)

カレッジTOEIC

 カレッジTOEICを6月28日(厚木)、7月5日(中野)に実施した。このカレッジTOEICは、TOEIC公開テストと同様の形態で、学内において試験を行い、スコアは2年間有効なオフィシャルスコアとして認定される。昨年は延べ366名が受験した。受験料の一部は後援会から援助をいただき、学生は990円で受験することができる。最近は、エントリーシートにTOEICのスコアを記入させる企業も多く、大学では就職支援の一環としても力を入れている。6月20日には、基礎教育研究センター田邊講師がTOEIC対策講座を開催した。次回の実施は、厚木・中野両キャンパスとも12月を予定している。

"TOEIC"とは
TOEICはTest of English for International Communicationの略称で、世界約60か国で実施されている、世界共通の国際コミュニケーション英語能力テストです。スコアは、10点から990点までです。カレッジTOEICはTOEICの団体試験で、大学生協が実施するものです。

マスコミ業界志望者のための特訓ガイダンス

 9月から中野キャンパスにおいて、「マスコミ業界志望者のための特訓ガイダンス(プロダクトデザイン含む)」を開催する。これは、狭き門であるマスコミ業界やプロダクトデザイナーを目指す学生のために、毎週開催する就職ガイダンスの他に週2回、クリエイティブテストや英語、一般常識問題に取り組むものである。昨年12月から、このガイダンスのテストケースとして「広告業界志望者のための特訓ガイダンス」を行ったが、その成果か、ガイダンスを受講した学生が最大手広告代理店に内定した。厳しい就職環境ではあるが、学生が希望する企業に就職できるよう様々な取り組みを行っていく。

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