大学広報誌えんのき No.38.2003年 冬号01
アニメーション学科 2003年4月スタート!
日本初のアニメーション学科が、アニメーションの歴史を変えていく
東京工芸大学は、1923年にその歴史の幕を開けて以来、写真をはじめとするその時代ごとの最新メディアアートに注目し、芸術的・工学的両面から学術的な研究・教育を実践してきました。「アニメーション」は、まさに今世紀最大級の脚光を浴びている分野と言えるでしょう。
アニメーションは、時代・文化・技術のすべてに関わる総合的な芸術形式です。映画よりも長い歴史を持ちながら、近年のデジタルテクノロジーの隆盛により新たな命を吹き込まれた今世紀の重要な芸術分野です。「ANIME」は「MANGA」とともに、日本が世界に発信している数少ない文化のひとつでもあります。
日本初のアニメーション学科では、伝統的な技法とともにデジタルテクノロジーを駆使して実験性と革新性とを持ち合わせた総合的な教育・研究を行い時代にふさわしいアニメーション・アーティストの育成を行います。
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| 映像学科ニメーションコース4年生 田中亮・平柳悟・藤澤研一 「畜生花 江戸黒社会」より |
映像学科アニメーションコース卒業生 林大悟 「equation」より |
アニメーションにかかわるすべての領域を包括するカリキュラム
アニメーション学科では、日本そして東京が世界的な中核をなしている「アニメーション」にかかわる領域をカバーする、総合的なアニメーションの教育・研究を行います。
アニメーションが総合的な芸術形式であるだけに、デザイン、構成、アート(ドローイング、クレイ等)、ゲーム、web等の各領域から、研究・批評・編集まで、アニメーションにかかわる領域は多岐にわたります。
本邦初のアニメーション学科誕生 --芸術学部長 戸崎春雄教授
今年の4月より本学の芸術学部に第5番目の学科としてアニメーション学科がスタートします。宮崎駿の「千と千尋の神隠し」を筆頭に数多くのアニメーション作品が国内はもとより海外にまで話題を広げ、アニメーションは日本の数少ない輸出文化の一つとして定着し、今後も無限の可能性を秘めた芸術・エンターテイメント分野として益々成長していきます。まさに強い追い風が吹いている時期に、本邦初のアニメーション学科が誕生するわけですから、注目度と同時に期待度も非常に大きいと思います。 本学科は既存の作品の研究・批評など学問的な講義から、技術面や造形面の実習・ストーリー創作・動画作成など、実制作も十分に体験できますし、若者に欠かせないコンピューターゲームも重要な研究領域になります。
本邦初のアニメーション学科がパワフルで活気溢れる学科に育ってくれる事を心から念願してやみません。
デザイン学科リニューアル 新時代のデザインを探求する2コースが誕生
ビジュアルコミュニケーションコース
ビジュアル コミュニケーションコースでは、平面でザインに関するすべての領域を包括していきますが、その関わる領域は大きく分けて「広告」「グラフィックデザイン」「イラストレーション」の3つに分けられます。それぞれの領域を専門とする多数の教員と日常的に接することで、個人のオリジナリティを育てます。
・ イラストレーション分野の強化で、オリジナリティを追求
・アドバタイジング(広告)の関連カリキュラムを強化
ヒューマンプロダクトコース
日常接するさまざまなモノの中で、デザインという要素をもたないものはないと言ってもいいでしょう。ヒューマンプロダクトコースでは「人」を中核に据え、「生活とデザイン」「社会とデザイン」という観点からデザインを考えます。リアルなモノづくりを軸にして、人とモノとのインターフェイスとしての「デザイン」を学んでいきます。
・空間とモノの調和、インテリアデザイン教育を重視
・新研究棟のスタジオ・工房で厚木での4年間を充実させます

