大学広報誌えんのき No.41.2003年 秋号01
世界最高水準の研究教育拠点が誕生!
文部科学省「21世紀COEプログラム」選定
本学の建築学専攻が提案した「都市・建築物へのウインド・イフェクト」が文部科学省による平成15年度「21世紀COEプログラム」に選定された。
このプログラムは国から5年間にわたり研究費が重点配分されるもので、世界最高レベルの研究教育拠点としての活動が開始される。

都市・建築物へのウインド・イフェクト
強風や弱風による都市や建築物への諸問題に取り組む研究・教育プログラムです。研究の大きなテーマは3点【1】都市や建築物に対する強風災害の低減【2】自然通風エネルギーの利用促進のための通風口部設計法【3】都市や建築物内の空気汚染防除手法の確立 これらの諸問題に関する研究は「学術フロンティア推進拠点」の指定を受けている本学「風工学研究センター」においてすでに推進されており、今回の選定もこれまでの実績が高く評価されたものです。
21世紀COEプログラム
日本の大学に世界最高水準の研究教育拠点を作るために、国際競争力のある大学づくりと創造的な人材育成を目的として、5年間にわたり国が重点的に財政を支援するプログラム(年間1~5億円の研究費を重点配分)
このプログラムに選ばれたことで、今後は国際的な共同開発を益々活発化させ、アジア地域において風工学に特化した唯一の研究・教育拠点として機能を充実。さらには、「APEC諸国強風防災センター」を設置し、強風災害や空気汚染が深刻な地域への教育普及活動を推進するとともに、「風工学情報技術室」を開設し、風工学に関する種々の情報を収集・発信する世界最高レベルの拠点づくりに取り組んでいきます。
「COE」はCenter Of Excellenceの略
学術フロンティア推進拠点
私立大学を対象に、優れた研究実績を持ち、将来においても研究の成果が期待される研究組織を、文部科学省が指定し、内外の研究機関との共同研究を推進するための施設・装置・設備の整備に補助を行うもので、本学では「風工学研究センター」及び「ナノ科学研究センター」の2施設が指定を受け、最先端の研究を推進しています。
拠点リーダー 田村幸雄 教授
COEプログラムに選定されたのは78大学/106件の申請に対して僅か18大学/23件。大変な激戦の中から選定されたことになります。これを実現させたのは本学を世界最高水準の研究施設にしたいという本多学長の情熱ですね。とても熱心に応募を勧められました。そして本学に建築学科が出来た当時から風工学に強い大学にしようと努力されてきた小林副学長,その他多くの方々のおかげだと思います。皆様の期待に応えられるような研究成果を出していきたいと思っています。