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教員紹介

氏名 佐々木 幸夫 教授 佐々木 幸夫
担当科目 電気化学、物理化学、化学実験、応用化学実験、生命環鏡化学入門およびセミナー、分子・物性科学実験(ナノ化学科)
専門分野
  • 電気化学
  • 溶液化学
メッセージ

人類は20世紀において、石油、石炭、天然ガスなど、いわゆる化石燃料の利用により、豊かで便利な生活を実現しました。その反面、これら燃料の大量使用は地球の大気汚染や気候温暖化を引き起こしました。したがって、21世紀はエネルギー・環境問題に我々皆が真剣に取り組む時代であり、化石燃料に代わって地球や人類に優しいエネルギーが求められています。 その中でクリーンな電気エネルギーとして注目されているのがリチウムイオン電池で代表されるリチウム二次電池です。リチウム二次電池の性能を大きく左右させる物に電解液があります。新規な電解液の開発こそが、その性能向上につながります。電解液の研究に興味のある方の私研究室への訪問を歓迎します。

プロフィール

東京理科大学理学部を卒業後、東京工業大学研究生を経て、東京写真大学(本学の前身)の助手となる。学位取得(東京大学)後、多核NMRによる研究を行うため、1年間ミシガン州立大学に留学する。本学に着任以来、一貫して非水溶液に関する研究を行っているが、特にこの約15年間は複数の大手企業とリチウム電池用電解液について共同研究を続けている。

今後の電気自動車の到来に向けて、急速充電に耐えるリチウム二次電池用新規な電解液の開発が夢である。

氏名 澤田 豊 教授 澤田豊
担当科目 環境プロセス工学、エコセラミックス、ナノマテリアル科学概論、化学実験、生命環境化学実験、生命環鏡化学入門およびセミナー
専門分野
  • セラミックス
  • 薄膜
  • 熱分析
メッセージ

自分は何ができて何をやりたいのか...それは非常に本質的な質問なので、ふつうの人は即座に答えることができません。だから後でゆっくり考えればよいのです。まずは身近な問題に対して少しだけ積極的に対処していけば、その分だけ能力と自信がアップするし、努力すると大抵のことが面白く感じるから不思議です。

ここではそういう機会にめぐり合うことができると思います。友達づくりが下手な人でも4年間一緒にいると一生の友人が何人もできます。体が弱くて休みがちな人もペース配分を工夫すれば、たいていは何とかなります。

かくいう私も40年前の大学入学直後は無気力で虚弱だったのですが、いつの間にか元気になり、その後もソコソコ元気で楽しく働いています。あなたも、まずは大学生をはじめてみましょう。

プロフィール

東京工業大学(博士課程)終了後、(株)豊田中央研究所勤務後に本学に着任。透明なのに電気を通す不思議な膜の魅力を追求して三十数年になります。工芸大の卒研生が応用物理学会講演奨励賞を獲得したのが今でも自慢で、簡便安価な方法のよって世界で最も低抵抗の透明導電膜を実現したのが「私の人生の最初で最大で最後の成功」だと公言しています。しかしながら、まださらなる発展をめざして生涯しつこく研究を続ける様子です。

透明導電膜をきっかけとして最近は外国(台湾、タイ、中国、メキシコなど)との交流が増えつつあり、仕事のための海外旅行が楽しみになってきました。研究室では「失敗しても全くOK。へたくそでも自分で作る」ものづくりの精神を重視しています。

氏名 松本 利彦 教授 松本利彦
担当科目 高分子化学、有機化学、生命環鏡化学入門およびセミナー、化学実験、応用化学実験
専門分野
  • 有機太陽電池や再生医療に応用される高性能有機材料の開発
  • 形状異方性と水素結合相関を利用したナノ秩序形成と機能制御
メッセージ

「地球環境」と「生命」とは裏腹の関係にありますが、それらを結びつける学問が「化学」です。また、『物質の世界では、物質構造の変化はエネルギーの出入りを伴い、またエネルギーの出入りによって物質の状態が変化する。すなわち、化学とは「物質・エネルギー循環の仕組みを明らかにする使命をもった学問」です。地球環境問題が大きくクローズアップされてきた現代において、化学の果たすべき役割は計り知れません。地球規模で起っている環境問題を化学(物質循環・エネルギー循環)という視点から正しく理解し、ナノテクノロジーを駆使して適確に対処することによって持続可能な社会形成に貢献する人材が育ってほしいと願っています。

プロフィール

東京大学大学院博士課程修了後、理化学研究所(流動研究員)を経て本学に着任。学生時代を含めると、電気工学、電気化学、そして合成化学へと専門分野が変わりました。 実験結果を広い視野から多面的に眺めるためには、今、この変遷が研究面で大変役立っています。「化学展'81」(国立科学博物館)の実施メンバーとして参加して以来、さまざまな形で科学の啓蒙活動を続けています。 高分子学会、日本化学会、およびアメリカ化学会の正会員。

氏名 八代 盛夫 教授 八代 盛夫
担当科目 生態・生命科学、有機化学、化学実験、応用化学実験、生命環鏡化学入門およびセミナー、有機化学演習(ナノ化学科)
専門分野
  • 生物無機化学
  • 合成化学
  • 錯体化学
メッセージ

大学4年になると研究室に配属されて卒業研究に入ります。研究室の研究課題の推進の一翼を担い、それを通じて、さまざまな実際的な経験を積んで行くことになります。この経験は、それまでの教室の講議とは全く違った世界で、必ずしも講議の成績の良しあしが研究の向き不向に関係するとは限りません。この世界に一刻も速く到達して、知るよろこび、新しいことがわかってくる楽しみを満喫して下さい。

プロフィール

博士(工学)。合成化学、生物無機化学、錯体化学を専攻分野とする。日本化学会、アメリカ化学会、高分子学会、錯体化学会、基礎錯体工学研究会、日本生化学会、日本生物物理学会等多くの学会に所属し活躍中。趣味は音楽全般。

氏名 高橋 圭子 教授 高橋 圭子
担当科目 生物化学、生物有機化学、機器分析学、化学実験、生命環境化学実験、生命環境化学入門およびセミナー、有機化学演習(ナノ化学科)
専門分野
  • 超分子化学・糖質化学
  • 生体機能関連化学
メッセージ

高校性のころ化学は嫌いでした。たった一本の線を引くと解ける幾何や速度や軌跡が単純な式で表される物理に出会ったときの感動に比べると、化学はなんと胡散臭い科目であったことでしょう。本が大好きでしたので、一番好きなことを仕事にしたくないと科学を、そして一番普通の暮らしぶりができそうで薬学部を選択しました。今と違って4年制のころです。大学院の存在も知りませんでした。しかし、いろいろな機会があり「研究」に魅せられて今にいたっています。科学は疑問を持つことそして解決することです。「あれっ?」と「なあんだ」です。そして、地球いや宇宙の全てを構成している化学物質=分子の学問である化学を選んでよかった。そう、思っています。担当講義や研究を通じて、若い人の顔が「ふん・・」から「ふうん」「えっ!」「そうか!」「じゃあどうして??」と変わっていくのを見るのが至上の喜びです。そうして共に育っていく私もいます。私は共育者です。

プロフィール

薬学博士です。資格を取ることに固執してはいませんが、気がつくと薬剤師・危険物取扱者(甲種)・公害防止管理者(水質)を保持しています。盛岡出身なので寒さには強いのですが、暑さにはめっぽう弱く、熱帯夜が続くと熱が出ます。寒冷地仕様なのでしょう。料理が得意です。でも、時節時節で作るのでレシピなるものはありません。娘たちには一生に一度と思って食するようにといっています。ここが研究と違うところです。科学は何度でも誰がやっても、同じ結果が出ます。でもどちらも真理を追究しているところは一緒だと思います。「周りのものを知らず知らずのうちに研究に引き込むユニークな特性を有している」とは、指導教授が私の就職の際の推薦状に書いてくださった一文です。これが工芸大学での私のよりどころになっています。

氏名 岡野 光俊 教授 岡野 光俊
担当科目 生命有機光化学、有機化学、基礎化学、化学実験、生命環境化学実験、生命環境化学入門およびセミナー
専門分野
  • 有機電気化学
  • バイオ電気化学
  • 光電気化学
メッセージ

今の私があるのは、「環境を良くしたい」と約30年前に思ったからです。当時は、大気汚染が大きな問題になっていたのです。環境の成り立ちを学び、環境を分析する手法を学び、環境を改善する方法を学びました。そして、環境を良くするためには、化学の技術が必要なのだとわかりました。また、現在の化学技術はかなり進んでいて、環境を改善する技術がいろいろとあること、問題はそれを行うためのエネルギーなのだということもわかりました。エネルギーを無尽蔵に使用することはできないので、エネルギー消費を抑えながら、環境を悪化させない生産、環境を改善する工夫を実現することが大切になります。環境を相手にする仕事は、とてもやりがいのある仕事です。一緒にやりませんか?

プロフィール

東京大学大学院博士課程化学エネルギー工学専攻修了(工学博士)。学習院大学理学部にて5年間助手を務めて修行のあと、東京工芸大学工学部講師となって現在に至る。バイオ電気化学、有機電気化学、光電気化学等、生命と環境に関わる電気化学およびその周辺の分野で研究を続けてきた。2007年度日本写真学会学術賞受賞。著書に「Hyper基礎有機化学」(丸善)がある。全国の大学教員のほぼ100%が研究をするために大学教員になったと言う中、教育をするために大学の教員になったと公言する変わり者。

氏名 平岡 一幸 教授 平岡 一幸
担当科目 ソフトマテリアル科学、物理化学入門、物理化学、電磁気学、化学実験、応用化学実験、生命環境化学実験、生命環境化学入門およびセミナー
専門分野
  • 液晶の物理化学
  • ソフトマテリアル
  • バイオミメチック材料
メッセージ

人の顔が全て違うように、与えられた才能は個々人で異なります。繊細な才能が伸びるには愛情ある暖かい環境が必要と思います。自分の才能を信じて、自分の将来のために、知性と感性を大事にする東京工芸大学で学生時代をすごしてみませんか?なにかを成し遂げるには困難はつきものです。それを乗り越えるためには、勉強も大事ですが、明るさが大切です。

プロフィール

東京工業大学卒業.博士(工学).高校・大学と合唱に熱中。在学中はCMや映画のバックコーラスで歌った経験もあります。大学院では劣等生のレッテルを剥がすべく、勉強と研究に没頭しました。現在の専門は「液晶の物性研究」、主に液晶エラストマー(液晶とゴムを化学結合させた材料)を用いて人工筋肉への応用を研究しています。

氏名 大嶋 正人 教授 大嶋 正人
担当科目 配位化学、コンピュータ化学、無機化学、元素の化学、化学実験、生命環境化学実験、生命環境化学入門およびセミナー
専門分野
  • 有機金属化学
  • 理論計算化学
  • 錯体化学
メッセージ

理系で、いや理系に限らず文系の方でも進路を決めかねている人はぜひ化学を学んでください。化学の知識や技術の応用範囲は無限と言っても過言ではありません。

なぜなら、身の回りにある品はすべて物質で、その化学的性質や物理的性質を私たちは利用しています。環境問題も化学を学んだ人が解決策を提案して実行します。動物や植物の身体の中では多種多様な化学反応がバランスよく起きて生命を維持しています。だから化学物質である医薬品や農薬が効くのです。一見化学と結びつかない分野でも、物質を扱っているからには化学の知識や技術は欠かせません。

プロフィール

2002年4月に本学にやってきました。その前は母校の早大で1年半、続いて東工大で助手を12年していました。この間の1999年9月から1年間、米国ジョージア州アトランタ市のエモリー大学に行き、博士研究員として理論計算化学を応用した研究に参加してきました。現在の専門分野は錯体化学、有機金属化学、理論計算化学といったところです。

アウトドアの趣味は釣り。環境にやさしい、つまり大漁でない釣りを心がけています。インドアの趣味は読書、マジック鑑賞など。

氏名 比江島 俊浩 准教授 比江島 俊浩
担当科目 量子化学、物理化学演習、機器分析学、化学実験、応用化学実験、生命環境化学入門およびセミナー
専門分野
  • 高分子機能化学
  • 物性物理化学
  • 計算機科学
メッセージ

湾岸署の青島巡査部長は、声を震わせながらも必死に訴えかけてきました。「事件は会議室で起きてるじゃない。現場で起きてるんだ!」と(「踊る大捜査線レインボーブリッジを封鎖せよ」より)。科学の世界も同じです。新しい発明や発見は、教科書にも、参考書にも書いてありません。研究に取り組むものの現場で見つけるものです。だからこそ面白いのです。化学はまず手足を動かすことから始まります。そしてじっと目を凝らし、そっと耳を澄ませているのと、ほんのかすかに自然の摂理を紐解く光と音を感じることができるはずです。"Chance favors the prepared mind." 私たちはそう信じています。

プロフィール

熊本大学理学部化学科並びに同大学院理学研究科化学専攻を修了後、総合研究大学院大学にて博士(理学)を取得。昭和電工(株)総合技術研究所で「自己ドープ機能を有する水溶性導電性高分子や可溶性透明導電性高分子の研究開発」に従事した後、日本学術振興会特別研究員を経て東京工芸大学に着任、現在に至っております。最近は、主に納豆のネバネバ(ポリグルタミン酸)を使った有機EL素子や有機磁性材料の研究を進めております。Flat Panel Display Magazineの9月号の表紙を飾った有機EL素子の写真を生命環境化学科の生体環境高分子研究室のホームページにもアップしておりますので、そちらもあわせてご覧ください。

氏名 山田 勝実 准教授 山田 勝実
担当科目 半導体化学、元素の化学、物理化学演習、化学実験、応用化学実験、生命環境化学実験、生命環境化学入門およびセミナー
専門分野
  • 導電性ポリマー材料
  • エレクトロクロミズム
  • フェムト秒レーザーによる微細加工
メッセージ

担当しているすべての授業で、化学が関係する産業や分野は非常に広いということを強調しています。特に、我が国の国際競争力に対する情報・電子材料開発の重要性について説明しています。現在、携帯電話、ノートパソコンや大画面テレビなどは、私たちの生活の必需品となっています。これらに組み込まれている電子ディスプレイの今後の高性能化には、化学の力は欠かすことができません。次世代の電子ディスプレイの一つとして「電子ペーパー」が注目されています。新聞や書籍の見易さと従来の電子ディスプレイの便利さを併せ持つものですが、同時に、環境や人にも優しい表示を実現できます。このような電子ペーパーの実現や便利な生活を今後も持続させるための方法について、学生とともに勉強していきたいと思います。

プロフィール

東京工芸大学工学部写真工学科を卒業後、千葉大学大学院で画像工学を専攻し、そこで博士(工学)学位を取得しました。博士課程修了後に本学に助手として着任しました。学生の頃から、一貫して導電性ポリマー材料の各種合成方法や応用に関する研究を行っています。これらの材料の応用分野は化学素材、電子材料、IT・情報処理、バイオ、エネルギーなど多岐に渡っており、日本化学会、応用物理学会、高分子学会、米国電気化学会、電気化学会、日本写真学会等に所属して研究成果を発表しています。特に、日本写真学会では学会誌編集委員を担当しています。

趣味は写真撮影、歴史小説や映画の鑑賞で、スポーツはテニスを少々。

氏名 南部 典稔 准教授 南部 典稔
担当科目 物理化学入門,生命環境化学入門AおよびB,物理化学A演習およびB演習,応用化学実験A,生命環境化学実験A
専門分野
  • エネルギ-・環境分野で貢献する電気化学および溶液化学
  • エネルギ-変換マテリアル
メッセージ

物理化学系の講義,演習および実験科目を担当しています.物理化学とは物理的な手法により化学的現象を解明しようとする学問で,化学の中で最も基本的,理論的な分野です.授業中では,こちらが一方的に教えて専門知識を詰め込むのではなく,物理化学に関係する身近な話題を取り上げて学生さんに考えてもらうようにしています。

プロフィール

九州工業大学を卒業後,東京工業大学大学院修士課程に進学しました.同大学院博士課程を修了後,本学に助手として着任しました.講師を経て現在に至っています.本学に着任してからは物理化学(特に電気化学,溶液化学)の基礎だけでなく,応用に関する研究も行っています.具体的には,キャパシタ(コンデンサ-)やリチウム(イオン)二次電池(充放電可能な電池)に用いられる「電解液」と呼ばれる溶液(溶媒+電解質)の研究開発に取り組んでいます.これまで実験的な研究が中心でしたが,最近では理論やシミュレ-ションにも興味を持っています。