専門性の高い学問を修める工学部では、専門を究めることが大きな目標となりますが、その高い山を登る前には幅広い基礎教育が非常に重要である、と私たちは考えます。
豊かな人間性、広い視野、多大な情報から適切な判断ができる人材、心身ともに健康な人材を育成するための基礎教育をしっかり受けられるよう、センターとして組織し、学生たちに向き合っています。

基礎科学、外国語、人間科学、保健体育、教職課程という大項目の中にも多くの科目があります。バラエティに富み、オムニバス形式で展開される科目や学科・学年を問わず履修できる科目もあります。
学科での勉強は、より専門的なことをじっくりと学ぶことになるでしょう。基礎教育研究センターの授業では、幅広い学習とさまざまな教員、学生との出会いがあります。そこから新たな興味が生まれ、学習の幅が広がるかもしれません。
数学、物理、化学の3科目は、工学を学ぶ上での基礎科目とし、これらの科目は習熟度別講義、演習授業、実験授業を組み合わせて行っています。
習熟度別講義は科目登録の前にプレイスメントテストを行い、学生の希望があれば高校学習の見直しから始めることも可能です。キャンパス内にある学習支援センターには、高校教諭の経験がある教員がいます。
必須である英語をはじめ、ドイツ語、フランス語、中国語の履修も可能です。どの科目もさらにクラス分けし、少人数授業を行っています。会話の授業では特に教員と学生のコミュニケーションを重視し、一人ひとりがしっかりと参加する授業を行います。
また、CALL教室を2つ設置して英語の授業に役立てています。
保健体育科目では、個人の運動量を調整しながら、健康や運動の基礎知識が学べるフィットネス演習を行っています。
学習中に専門的な興味を抱いた学生には、さらに興味が深まるような指導をして、基礎教育研究センターで生まれた新たな姿勢を応援しています。
私たちは縁の下の力持ち、だと思っています。
大学、というところに入学してきた学生が、いかにして学習に前向きになれるか、させられるか、を常に考えています。
4年間という長いようで短い大切な時間の中で、最初の2年間の学習をしっかりとやっていてよかった、2年間で変わった、ということを大学生活の中で実感できること―それが私たち基礎教育研究センターの願いです。

