日本の漫画やアニメに熱い視線が送られはじめてから随分時間がたった。
「かわいい」、「cool JAPAN」の名のもとに日本の伝統文化から漫画、アニメ、ゲームはもとより、料理、ファッション、Jポップス、あるいは日本人が持つすきま風的な生活風俗、習慣にいたるまでが、脚光を浴びて、当の日本人としては少々片腹痛い気分でもある。
しかし、一見なんの主張もコンセプトもないかのように見える「かわいい」の符牒の裏で、日本のクリエーターたちはとんでもない知のトリックやおびただしい感情の洪水を仕掛けてきている。若者独特の鋭敏な五感+シックスセンスで次に来るものを直感的に予見しながら。
東京工芸大学芸術学部はメディア系芸術のみを専攻する日本の中でもユニークなアートスクールで、毎年500人以上の卒業生を世に送り出している。
その中から各界の第一線で活躍をしている日本が誇る次世代のホープたちをご紹介する。一つの大学から輩出された、全く異なる個性の写真、ペインティング、アニメーションなどの作品群をご鑑賞いただきたい。
そこになにか日本発のbeyond kawaiiの兆しを感じてもらえれば、この展覧会の企画者としては大満足である。
2010年 秋
beyond kawaii展ディレクター 古川タク
| 日時 | 2010年11月23日(火)~30日(火) 10:00~20:00 |
|---|---|
| 会場 | 東京工芸大学中野キャンパス 芸術情報館 ギャラリーA |
| 上映イベント | 11月27日(土) 16:00~ 芸術情報館メインホール |
| Webサイト | beyond kawaii |