石川健次教授が評伝を執筆している「一刀の無限~木田安彦木版画集成」が出版

古都・京都在住の木田安彦さんは、木版画を中心にガラス絵や油彩など多彩な作品で知られる、現代の代表的な美術家です。デザインの原画なども多く手掛け、木田さんの絵がパッケージに描かれている入浴剤は、30年近く人気の定番商品となっています。
今夏、ミネルヴァ書房から出版された「一刀の無限~木田安彦木版画集成」は、版画や絵画、デザインなどジャンルを超えて活躍する異才がこれまでに制作した木版画を中心に、関連資料や写真なども加えて、その軌跡を振り返る木田芸術の集大成とも言える一冊です。
石川健次教授は、哲学者の梅原猛さんによる巻頭論文に続けて、徹底した調査にもとづく詳細な評伝を担当、執筆しています。生誕から現在に至る波乱に満ちた歩みや、剛胆かつ緻密な作品群について、エピソードを交えながら自在に論じています。