小野文孝教授(コンピュータ応用学科)が標準化功績賞を受賞

コンピュータ応用学科の小野文孝教授が一般社団法人 情報処理学会 情報規格調査会から標準化功績賞を受賞し、このたびの規格総会で表彰されました。

情報処理学会 情報規格調査会とは国際標準化機構(ISO)、国際電気標準会議(IEC)などの情報技術に関する国際規格の審議およびこれに関する調査研究、国内規格の審議などを行い、情報処理および電子計算機に関する標準化に寄与する団体です。標準化功績賞は情報規格調査会の表彰制度の中で最上位に位置し、長年にわたり標準化活動に多大な功績があった方々の中から選ばれます。

小野教授は1991年のSC29(画像符号化の標準化組織)設立時期から現在までの長きにわたり国内では専門委員会委員、2値符号化小委員会主査、静止画符号化小委員会主査などを務め、国際の場では1994年からJBIGラポータ(2値符号化議長)を務めてきました。その間50回以上の国際標準化会議への参加を通して国内意見のとりまとめや国際規格への反映に努力し、国際規格の審議・策定に多大な技術的貢献を果たしたことが、我が国の情報技術標準化の進展に高く寄与したと認められました。

小野教授は「私が標準化活動に携わり始めた25年前は画像符号化の組織もまだ整備されておらず、符号化技術がこれほど急速に社会に普及し、人々の役に立つようになるとは思ってもいませんでした。画像符号化は歴史的にも日本が得意としてきた技術分野です。この伝統を若い世代に継承するとともに、今後もできる限り活動を継続してゆきたいものです」と語っています。