東京工芸大学公開講座(厚木キャンパス)10月31日

第3回 10月31日(土) 「環境・社会と建築」

環境問題と建築材料

建築に使用される材料は、全体としての量が大きいことから、地球環境や地域の環境に様々な影響を及ぼしています。たとえば、コンクリートの主要な材料であるセメントを製造する際に多量の二酸化炭素を発生しており、その量はわが国で発生する二酸化炭素の4%にあたるといわれています。一方でいろいろな産業副産物がコンクリートの結合材や骨材として有効活用されており、廃棄物の縮減に貢献しています。建築材料における環境問題を考えた取り組みの現状を紹介し、これからの建築材料のありかたについて考えてみたいと思います。

ストック時代の建築生産

この講義では、建築をつくる社会やしくみのこれまでと今、そしてこれからについて考えてみたいと思います。日本の建築生産は、住宅を例にとると、第二次世界大戦直後は420 万戸という量の不足からスタートしましたが、いまや全国で13%を超える空き家を抱えるまでになっています。量の充足が主目的とならない時代の建築生産とはどのようなもので しょうか? これまでと大きく異なるのは、「プロジェクトの起こり方」「プロジェクトの成り立たせ方」だといえるでしょう。

会場
東京工芸大学厚木キャンパス(11号館1111教室)
尚、お申込みいただいていない方でも、聴講のみでしたら御参加いただけます(聴講無料)。