AO入試 入試情報

「ポートフォリオ」とは?

ポートフォリオとは、もともとは書類や手紙などを整理する「紙挟み」のことを指します。アートの世界では、いくつかの作品をまとめた作品集のことを意味します。
写真学科のAO入試では、この「ポートフォリオ」を制作してもらうことを課題としています。提出された「ポートフォリオ」に基づいて面接を行い、あなたの感性や可能性を見せてもらいたいのです。
しかし、ポートフォリオを作ることは決して難しいことではありません。このページでは、ポートフォリオを楽しみながら制作できるように具体的な手順を紹介していきます。

(1)クリアファイルを準備しよう!

市販のA4クリアファイルとA4の台紙

まず、文房具店や100円ショップなどで、A4のクリアファイルを購入しましょう。10または12ポケットものを1冊、色や材質はどのようなものでも構いません。自分の気に入ったものや、自分のテーマに合ったものを選びましょう。
台紙が入っていないタイプのクリアファイルの場合は、写真を貼るための台紙として、A4の紙を一緒に準備しましょう。コピー用紙くらいの厚みで、色は自分の写真のテーマに合うものを選びましょう。
家庭用インクジェットプリンターなどで、A4サイズの用紙に出力した写真を、直接クリアファイルに入れる場合には台紙は必要ありません。

POINT
ポートフォリオに入れられる写真の枚数は、写真のサイズやレイアウトなどによって変わりますので、10ポケットか12ポケットかということで有利不利はありません。なるべく全てのポケットを使い切るようにして自分をアピールしましょう。

(2)テーマを決めよう!

様々なテーマの写真、テーマは自由!

写真のテーマ(主題)は自由です。学校や家庭での出来事、趣味や特技に関すること、近所や旅先で見たもの、人物や風景、植物や動物、建物や乗り物、スポーツやイベントなど、自分が好きなもの、興味を持っていること、感動したり美しいと思ったりした瞬間など、どんなテーマでもOKです。あなたの感性や観察力、こだわりなどをアピールできるテーマを選んで下さい。テーマは一つでも複数でも構いません。

POINT
新しく写真を撮影する前に、自分のアルバムやパソコン、携帯などに入っている、いままで自分が撮った写真を見返してみましょう。お気に入りの写真や、何気なく撮った写真の中に、あなたの感性が光る写真があるはずです。
まずそれらの写真を、被写体、場所、時期など、テーマごとにまとめてみましょう。そのままポートフォリオに入れることもできますし、それをヒントにして新しい写真を撮影してもいいでしょう。

(3)写真を準備しよう!

いろいろなサイズの写真

写真は、デジタルカメラ、フイルムカメラ、どちらで撮影されたものでも構いません。気に入った写真であればケータイで撮影されたものでもOKです。
それを、L判や2L判などに写真店やコンビニなどでプリントしても、A4など家庭用のプリンターで出力しても、高校などの暗室で引き伸ばしをしても自由です。基本的に内容を評価しますので、写真のサイズによる有利不利はありません。カラーと白黒が混ざっていても問題ありません。

POINT
写真のサイズを揃えることによって全体に統一感を持たせることもできますし、大小のサイズを混ぜることによって構成に変化を演出したりすることもできます。

(4)構成を考えよう!

写真のテーマを決めたら、ポートフォリオの構成を考えましょう。ポートフォリオは、一冊全て一つのテーマで構成しても、複数のテーマで構成して構いません。
一冊を一つのテーマで構成する場合は、自分なりのストーリーや時間の流れを意識してみましょう。
複数のテーマで構成する場合には、テーマごとに何ページかまとめて、全体でリズムや変化に気を配ってみましょう。

一つのテーマで一冊。例えばテーマは「光」
海、花、愛犬など、複数のテーマで一冊

POINT
一つのテーマの中では、似たような写真を省くことによって、すっきりした見やすいポートフォリオができます。

(5)写真を説明しよう!

写真にタイトルやコメントなど言葉を添える

もし写真を貼った台紙に余白があれば、タイトルやコメントなど言葉を書き込んでみましょう。言葉を添えることによって、写真の意味がより伝わり易くなります。写真より文章を書くのが得意という人は、写真より文章が多くても構いません。
もちろん、言葉や文章を添えずに、写真だけで表現しても構いません。

POINT
写真に添える文章は簡潔に、わかりやすく書きましょう。

(6)自分らしさをアピールしよう!

表紙や台紙で自分らしさをアピール

中に写真を入れるだけではなく、表紙も自由に使って表現してください。本や雑誌のように表紙に文字を入れたりデザインしたりすると、ポートフォリオに自分らしさが出せます。
もし、イラストを描いたり、コラージュしたりすることが得意であれば、写真だけではなく、イラストやコラージュを加えても構いません。もちろん、特に得意でなければ、必ずしもイラストやコラージュなどを加える必要はありません。
また、写真以外に、部活動やスポーツ、趣味や特技など、もし何か自分が自慢できることがあれば、それをポートフォリオの中でアピールしても構いません。

POINT
イラストやコラージュを加える場合、そのページの写真と関係ないものではなく、何らかの関連を持たせることにより、両方とも引き立って見えます。

まとめ

ポートフォリオ完成!!

大学で写真を勉強してみたいと思っていても、いまは写真の技術や知識がないという人も多いでしょう。それでも心配はありません。写真の技術や知識は大学に入学してからでも身に付けることができます。ポートフォリオで私たちが見たいのは写真の技術力だけではありません。創造力、発想力、写真と言葉によって人とコミュニケーションをとる力、カメラを通して何を見ているのか、そして「やる気!」(モチベーション)などなど、これからのみなさんの様々な可能性を見たいのです。

みなさんの写真への熱い想いを期待していますので、楽しみながらポートフォリオを作ってみてください!