映像学科Imaging Art

映像制作の体験がなくても、怖くない。技術・表現とも、基礎から学べる。

映像によって感動を受けたり、感性を刺激されたりする中で、映像表現や映像業界に興味を持った人が、ゼロから学べるのが本学科の特徴です。

映像を多角的に学び、国内屈指の最新設備・機器で映像を制作し、業界をリードする人材を育てます。

先生と学生

山川教授と鷹濱さんの写真

映像に興味があれば大丈夫。学びの中でやりたいことを見つけられる。

本学は映像について幅広く学べるのが魅力です。新人歓迎撮影会で録音部になったのを機に音響を目指し、先輩の助手をする中で多くの技術を学びました。山川先生の授業は理論に基づいて話してくださるので分かりやすく、身につきました。

芸術学部 映像学科 4年 鷹濱 蘭 さん

使える音を作る力がある。学びを活かした活躍に期待。

鷹濱さんは、とても真面目で授業でも真摯に技術の習得に努めていました。約束をしっかり守るなど、映像関係の仕事に大切な信頼関係の構築もできています。就職が決まった映像の大手企業で、大学の学びを活かして活躍してほしいと思います。

芸術学部 映像学科 山川 直人 教授 映画研究室

1978年 自主制作映画作りをスタート。
1986年 映画監督として商業映画デビュー。
2002年より東京工芸大学で講師を務める。
2011年より映像学科教授。

4年間の学び

  • 1年次
    身体基礎

    グループ制作を通して身体や声などを鍛えながら、テキスト(台本)を用いて言葉や身体表現の基礎力を身につけます。

  • 2年次
    映画基礎演習

    脚本に基づき演出・撮影・照明・録音・編集などをグループワークで実践的に学びます。

  • 3年次
    身体表現演習

    具体的な作品制作を通して、集団におけるコミュニケーションと演技・演出力を蓑います。

  • 4年次
    卒業研究

    4年間の勉学における集大成。所属している研究室の専門知識をベースに創造的かつ独創的な作品を制作していきます。

卒業後の進路

東京工芸大学 芸術学部 映像学科 卒業後の進路については 将来の可能性として、放送関連では・Web・CATV・テレビ局・衛星放送・TV番組・制作・CM、マルチメディア関連では・レコード・CD・ライブステージ・イベント・ゲーム・CG・映画配給、映像制作関連では・ビデオ・造形表現・映画・プロモーションビデオ、演技・ パフォーマンス関連では・俳優・タレント・アナウンサー・声優・MC・ダンサー・アートプロデューサーなどが考えられます。

卒業後の主な職業

映画監督

映画を製作する際に、作品に統一したイメージを与える仕事です。シナリオに基づいて俳優の演技指導をするほか、撮影・音楽・美術・編集など作品に関わる様々な分野のスタッフを指揮します。各スタッフの専門分野に関する知識も求められるため、映画に関する豊富な知識・技術が求められます。

映画キャメラマン

シナリオに基づいて映像イメージを考える仕事です。映画監督と協力し、どのような映像イメージにするかを技術的に考え、ロケハンや撮影現場の進行、撮影機材・構図の決定から現像まで、映像に関する全責任を負います。確かな技術や知識と豊富なアイディア、現場の状況に対応できる柔軟性が求められます。

映画配給

海外の新作映画を日本国内で上映する権利を買い付ける仕事です。映画製作者との交渉や輸入手続き、上映する映画館の確保、ポスター・チラシ・CMなどの宣伝広報、予告編の製作、試写会をはじめとするイヴェント企画などを担います。日本でヒットする映画を見極める鑑賞眼・語学力が求められます。

出版編集

単行本や雑誌の企画から出版まで携わる仕事です。読者や社会のニーズを的確にとらえて企画立案し、インタヴュー・取材や専門家などへの原稿依頼を行うほか、原稿や写真などの進行管理や校正、完成した本の広告営業なども担います。企画力や調査力・分析力、交渉力などが特に求められます。

映像ディレクター

プロデューサーが決定したコンセプトに沿って番組を制作し、演出する仕事です。通常、プロダクションやテレビ局などの映像関連制作会社に所属しています。局によっては取材・構成・台本などすべて一人で担当する場合もあり、番組全体のバランスを考える構成力、リーダーシップなどが求められます。

映像編集

カットごとに撮影された映像素材を編集し、一つの作品にする仕事です。映像編集は、多くの場合、仮編集(プリ編集、オフライン編集)と本編集(オンライン編集)の2段階に分けて行われます。本編集の技術者には、どのシーンをどこまで使うかを判断する感性と経験・技術が特に求められます。

VFXクリエーター

コンピュータによる特殊合成などを行い、新しい映像表現を創造する仕事です。3DCGで作成した素材を実写映像に合成したり動きをつけたりして、実写では表現できない映像や特殊効果を創り出すため、CGや合成の技術はもちろんのこと、画力・芸術的センス・発想力なども求められます。

美術スタッフ

映画やTV、舞台など、様々な作品で使われる大道具・小道具などの製作や、作品のなかに置かれているあらゆる道具を用意する仕事です。作品によっては、時代考証に合わせた古いものを集めるだけでなく、過去の資料などを参考にしながら同じようなものを再生する技術なども求められます。

卒業生の主な就職実績

太陽企画㈱/㈱電通/㈱電通クリエーティブX/日本郵便㈱/㈱ティー・ワイ・オー/㈱/広島テレビ放送㈱/㈱日テレアックスオン/㈱オムニバス・ジャパン/㈱角川大映スタジオ/㈱東映テレビ・プロダクション/東映シーエム㈱/日本クラウン㈱/㈱クロステレビジョン/㈱博報堂プロダクツ/㈱ピラミッドフィルムクアドラ/㈱伊藤園/広島信用金庫/財団法人 日本相撲協会/㈱シースリーフィルム/㈱ライデンフィルム/㈱キメラ/㈱トラストネットワーク/㈱白川プロ/㈱IMAGICA Lab./円谷プロダクション/㈱カイカイキキ/㈱ビデオスタッフ/㈱良品計画/㈱AOI pro./㈱オリエンタルランド/㈱放送技術社/㈱富士巧芸社/㈱あとらす二十一/㈱イメージスタジオ109/㈱クリーク・アンド・リバー社 ほか

取得できる資格・スキル

取得できる資格

  • 学芸員

身に付けられるPCスキル

  • EDIUS
  • Final Cut Pro
  • Adobe Premiere
  • Adobe After Effects
  • Adobe Photoshop
  • Adobe illustrator
  • Pro Tools
  • Light Wave
  • Maya
  • RETAS STUDIO
  • Max/MSP/Jitter
  • Microsoft Office

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