科目名 芸術学特講A(Special Topics on Philosophy of Arts A)
担当教員 阿部 美由起
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 3
開講区分 2018年度 後期
科目概要 ・芸術およびデザイン概念の哲学的考察を基に、現代の芸術および人間の製作行為について具体的な例や文献資料をもとに説明する。

・「近代」の芸術概念とその背景にある技術的、社会的構造との比較において、現代の芸術および人間の製作行為について倫理的な意義を議論する。
到達目標 ・近代的芸術概念と現代の芸術概念の相違を、技術的、社会的背景に基づいて説明できるようになる。
・現代における人間の制作行為にかんする倫理的視点を指摘できるようになる。
授業内容 この授業では、20世紀後半に活躍した「ポップな」哲学者ヴィレム・フルッサー(1920-1991)による、人間の制作能力にかんする独創的な見解を、文献・映像資料に基づいて読み解く。とくに「芸術」、「デザイン」、「技術」、「装置」、「コミュニケーション」、「プロジェクト」等についてのフルッサーの特殊な語使用を読み解くことにより、20世紀後半以降の複雑に展開する人間の制作行為についての、「脱近代的」な理解のしかたを明らかにする。
授業計画 1.はじめに:シラバスの確認
2.フルッサーについて
3.フルッサーの「芸術」「技術」「デザイン」解釈①
4.フルッサーの「芸術」「技術」「デザイン」解釈②
5.フルッサーの「芸術」「技術」「デザイン」解釈③
6.フルッサーの「デザイン」と「倫理」①
7.フルッサーの「デザイン」と「倫理」②
8.フルッサーの「技術」解釈と人間の歴史①
9.フルッサーの「技術」解釈と人間の歴史② 
10.フルッサーの「技術」解釈と人間の歴史③
11.フルッサーの「コミュニケーション」解釈①
12.フルッサーの「コミュニケーション」解釈②
13.フルッサーの「プロジェクト」解釈①
14.フルッサーの「プロジェクト」解釈②
15.まとめ

履修上の注意 毎回出席をとる。
準備学習(予習,復習について) 【予習】指定されたテキスト箇所について、疑問点をまとめる。
【復習】授業で扱った用語の意味について自分のことばでまとめる。 
試験方法 期末レポートを課す。
成績評価方法 期末のレポート(50%)と平常点(出席状況を含む)(50%)との総合評価

 
教科書等 ヴィレム・フルッサー『デザインの小さな哲学』 瀧本雅志訳 鹿島出版会 2009年
ISBN978-4-306-04540 (定価2400円+税)
備考
ルーブリック{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/rubric/2018art/203110.pdf}
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum_art/}