科目名 芸術学特講B(Special Topics on Philosophy of Arts B)
担当教員 阿部 美由起
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 3
開講区分 2018年度 後期
科目概要 芸術作品の具体的・歴史的展開に即しつつ、芸術学上の諸問題について順次考察を展開する。
到達目標 「もの作り」における新しさとは何かという問題を、歴史上の事例に即して説明できる。
授業内容 【授業概要】
この授業では、19世紀末から20世紀にかけて欧米の都市に大流行した美的動向であるアール・ヌーヴォーを考察のテーマとする。アール・ヌーヴォーとは「新しい芸術」を意味するが、いったい当時の人々は、何に新しさを感じ、それをどのように表現していったのだろうか。これらの疑問を解明するために、当時の雑誌やポスター等の画像や文献資料を読み解くことで、芸術制作における新しさのメカニズムを明らかにする。
授業計画 1.はじめに・・・授業の進め方に ついて
2.アール・ヌーヴォー前史・・・19世紀中葉のヨーロッパの思想的背景と社会的背景
3.アール・ヌーヴォーのはじまり・・・19世紀末のヨーロッパの思想的状況と社会的背景
4.アール・ヌーヴォーにおける素材・・・鉄
5.アール・ヌーヴォーにおける素材・・・ガラス
6.アール・ヌーヴォーとメディア・・・雑誌
7.アール・ヌーヴォーとメディア・・・ポスター、ブックデザイン
8.アール・ヌーヴォーと生活・・・室内装飾
9.アール・ヌーヴォーと自然・・・自然科学との関係
10.アール・ヌーヴォーと自然・・・日本からの影響:ジャポニスム
11.アール・ヌーヴォーと都市・・・パリ
12.アール・ヌーヴォーと都市・・・ナンシー
13.アール・ヌーヴォーと都市・・・ウィーン
14.アール・ヌーヴォーとその後・・・アール・ヌーヴォー以降の表現との比較
15.まとめ・・・これまでの内容の総括
履修上の注意 授業では積極的にノートをとってください。板書内容に加えて、自分で気づいたことや疑問点をメモしておくと、復習のさいに役立ちます。
準備学習(予習,復習について) 【予習】毎回のテーマについて、参考文献を手掛かりとし、調べておく。
【復習】配布資料や授業時に作成したノートを参照し、理解したことをまとめておく。
 
試験方法 期末レポートを課す。
成績評価方法 (1)平常点(出席率を含む)・・・50%
(2)期末レポート・・・50%
出席が2/3に満たない場合は、原則として単位を与えない。 
教科書等 教科書はなし。授業時に配布する資料の中で、参考文献を紹介します。
備考
ルーブリック{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/rubric/2018art/203120.pdf}
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum_art/}