科目名 音楽学A(Musicology A)
担当教員 高橋 智子
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 3
開講区分 2018年度 前期
科目概要 現代芸術に真に向かい合うためには、古典についての理解、知識が不可欠である。この授業では、主に西洋音楽史の観点から芸術音楽の歩みをたどる。単に過去の事例を遡るだけでなく、常に現代との関係を意識して音楽との主体的、能動的な関わり方を模索する。
到達目標 音楽芸術の歴史的成立過程を概観しながら、各時代の音楽の潮流について理解し、説明することができる。様々な音楽の特徴や様式の違いを理解し、自身の専門分野にもいかすことができる。 
授業内容 2限、4限も西洋音楽史の観点から音楽文化と芸術のあり方を論じるが、内容は各時間で若干異なる。
各自の興味や関心に基づいて、どちらかの授業を履修すること。

2限は古代、中世、ルネサンス、バロック、古典派、ロマン派、20世紀前半の音楽、いわゆるクラシック音楽(西洋芸術音楽)を中心とする。ただし、必要に応じて様々な地域や時代の音楽や、周辺の芸術もとりあげる。

音楽を学問として掘り下げる場合、音楽理論や楽譜の読み方などの専門知識が必要になるが、履修者各自が音楽にたいして興味と関心を持っていれば理解できる内容に努める。今日、私たちが親しんでいる音楽が芸術の一ジャンルとして確立されるまでの過程を様々な作品を参照しながら解説する。授業では西洋音楽(いわゆるクラシック音楽)を中心に取り扱うが、必要に応じて世界の様々な地域、時代、ジャンルについても言及する。
授業計画 1. イントロダクション 音楽学とは? 
2. 楽譜の読み方① 音の高さ・音の長さ
3. 楽譜の読み方② 調と和声
4. 音楽の起源① 学問としての音楽
5. 音楽の起源② 儀式・信仰としての音楽
6. ポリフォニーの音楽 聖歌と旋法
7. ルネサンス期の音楽劇 
8. バロック期における器楽の興隆
9. 古典派の新たな音楽観と表現
10. ロマン派のピアノ作品
11. ロマン派の管弦楽作品
12. 絶対音楽と標題音楽
13. 近代の音楽とオリエンタリズム
14. オペラにおける様々な表現
15. 授業内試験 
履修上の注意 音楽を「聴く」意志をもって授業に臨むこと。配布プリントは保管し、毎回持参すること。
準備学習(予習,復習について) 授業では音楽作品の全体を聴くことができない場合も多いので、授業内で扱った曲については必ず家で通して聴いてみること。
試験方法 最終授業日に授業内試験を行う。音源テスト(音楽を聴いて答えるテスト)も含まれる。
成績評価方法 授業回数の2/3以上の出席を条件として、
授業内課題 30%
期末筆記試験 70% で評価する。
教科書等 毎回プリントを配布します。

【参考図書】
白石美雪(編著)、横井雅子、宮澤淳一『音楽論』(武蔵野美術大学出版局、2016年)、2,700円+税
片桐功、吉川文他『決定版 はじめての音楽史:古代ギリシアの音楽から日本の現代音楽まで』(音楽之友社、2017年)2160円+税
備考
ルーブリック{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/rubric/2018art/203790.pdf}
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum_art/}