科目名 デザイン史(History of Design)
担当教員 阿部 美由起
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 カリキュラムにより異なります。
開講区分 2018年度 前期
科目概要 「もの」としてのデザインが、時代や各地域において、どのようにして形成され現在に至ったのか、その歴史的展開を考察する。
到達目標 デザインの歴史とは、人がより良く生きるための美的かつ技術的な創意工夫の歴史であることを理解し、説明することができる。
授業内容 この授業では、「もの」としてのデザインが、時代や各地域において、どのようにして形成され現在に至ったのか、その歴史的展開を考察する。デザインが社会的地位を獲得した19世紀の欧米を出発点とし、各時代・地域の代表的な諸作品を取り上げ、画像資料と文献を読解することにより、それぞれの特徴を確認していく。こうした作業を通して、デザインの歴史とは、人がより良く生きるための美的かつ技術的な創意工夫の歴史であることを理解する。また、その歴史が過去のものとして完結しているのではなく、現在のわれわれの生活と繋がっていることを、具体的に説明できようになることも目指す。  
授業計画 1. 「デザイン」とは?・・・目に見えるデザインと目に見えないデザイン
2. 19世紀(1):新素材とデザイン・・・なぜ19世紀から始めるか?
3. 19世紀(2):近代的デザイン思想の誕生・・・ジョン・ラスキン
4. 19世紀(3):英国のアーツ・アンド・クラフツ運動・・・ウィリアム・モリス
5. 19世紀末~20世紀初頭(1):アール・ヌーヴォーと都市
6. 19世紀末~20世紀初頭(2):アール・ヌーヴォーと自然
7. 19世紀末~20世紀初頭(3):アール・ヌーヴォーと日本
8. 20世紀初頭~中頃:ドイツ工作連盟・・・インダストリアル・デザイナーの出現
9. 20世紀前半:イタリア未来派・・・政治とデザイン
10.20世紀前半:バウハウス・・・諸芸術の結晶としてのデザイン
11.20世紀中頃~後半:戦後アメリカのデザイン・・・大量消費社会とデザイン
12.20世紀後半~21世紀:北欧のデザイン・・・国家戦略としてのデザイン
13.日本のデザイン事情(1)・・・伝統的意匠と西洋デザインの受容
14.日本のデザイン事情(2)・・・写真とデザイン
15.まとめ
履修上の注意 授業では、積極的にノートをとってください。板書内容のほか、自分が気づいたこと、疑問などもメモすると、復習がしやすくなります。
準備学習(予習,復習について) 【予習、復習】
予習:シラバスに記載されたそれぞれの計画内容について、毎回、参考文献をもとに調べておく。
復習:授業時に配布された資料を読み、理解したことをまとめておく。
 
試験方法 中間テスト、期末テスト、ともに筆記形式。詳細は初回の授業時に指示します。
成績評価方法 (1)平常点(出席率を含む)・・・50%
(2)中間試験・・・20%
(3)期末試験・・・30%
出席が2/3に満たない場合は、単位を与えない。 
教科書等 『増補新装 カラー版 世界デザイン史』 阿部公正 著、監修 美術出版社 2700円
備考
ルーブリック{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/rubric/2018art/231030.pdf}
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum_art/}