科目名 考古学概論(Introduction to Archeology)
担当教員 川根 正教
単位数 2
授業区分 学芸員必修
年次配当 2
開講区分 2018年度 前期
科目概要 【授業の目的】
考古学は、人類の活動による物質的資料を研究対象とする。考古学の基礎となる研究方法と、研究成果に基づく日本の歴史を理解することを目的とする。

【授業の概要】
青森県三内丸山遺跡の縄文時代巨大集落や佐賀県吉野ヶ里遺跡の弥生時代環濠集落の発掘調査、高松塚古墳壁画の保存、平城宮大極殿の復原など、考古学は今や多くの人々にとって身近な存在となっている。本講義では、はじめに考古学の歩みや遺跡・遺構・遺物を対象とする研究方法について論じ、次いでこれまでの成果や新発見資料を基に考古学による日本の歴史を通史的に解説する。
到達目標 各時代における特徴的な考古学資料の基礎知識を習得するとともに、考古学的視点からの日本通史を理解することができる。
授業内容 科目概要参照
授業計画 (1)ガイダンス、琉球王国のグスク及び関連遺産群
(2)考古学で何が分かる
(3)考古学の研究対象と研究方法
(4)遺跡と発掘調査
(5)岩宿遺跡から始まる日本の旧石器時代研究
(6)縄文時代の巨大集落三内丸山遺跡
(7)土偶の造形から読む縄文時代の信仰
(8)弥生時代の環濠集落吉野ヶ里遺跡
(9)ヤマト政権から律令国家へ
(10)埴輪の造形から読む古墳時代の祭祀
(11)中世の港湾集落と戦国城下町
(12)江戸の大名と庶民の暮らし
(13)近代化の象徴旧新橋停車場跡
(14)高松塚古墳とキトラ古墳の壁画の保存
(15)補遺と期末テスト
履修上の注意 考古学研究では、物質的な資料から人間活動に関する有効な知識や情報を読み取ることを必要とする。したがって、博物館などで公開されている考古学資料を数多く観察するとともに、遺跡を見学することをすすめる。
準備学習(予習,復習について) 授業で配布する資料は期末テストにつながるため、必ず復習すること。
試験方法 期末テスト:筆記試験による
成績評価方法 【成績評価対象と基準】
以下の割合で総合評価する。
・期末テスト:100%
*出席が3分の2に満たない場合は、単位を与えない。
教科書等 教科書は特に指定しない。
必要に応じ、授業で資料を配布する。
備考
ルーブリック{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/rubric/2018art/296210.pdf}
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum_art/}