科目名 芸術学特論(Special Topics on Philosophy of Arts)
担当教員 小川 真人
単位数 4
授業区分 必修
年次配当 1
開講区分 2018年度 前期~後期
科目概要 本講義では「芸術とは何か」という芸術についての根本的な問いそのものを引き受ける一般芸術学(芸術哲学)の立場から、諸個別芸術学の根底に予想される芸術を芸術として成立させているもの、すなわち「芸術の原理」について考察するとともに、古典的な芸術及び現代のメディアアートに係わる様々な問題について順次考察を進めて行く。またこの授業では学生諸君それぞれの発表の機会を設け、専門領域を超えた理解と交流が生まれることも計画する。
到達目標 芸術学における基本的な問題について理解するとともに、各自の専門とする領域の有する芸術学的意味について自ら考察し、説明できるようになる。
授業内容 この授業は、博士前期課程一年次必修科目として、メディア芸術を研究する上で基礎的な教養や文章読解力、討議し論点を明確にする能力を高めることをめざします。具体的は最先端のメディア芸術表現を具体的に検討し討議したり、文献を講読し内容理解を深めたりすることで授業をすすめます。文研研究では、マクルーハン著『メディア論』を位置づけこれを読解し討議します。
授業計画 1.導入
2.メディア芸術の情勢
3.アート&テクノロジー
4.アーティスト、デザイナー、クリエイター
5.メディア芸術の黎明
6.メディア芸術の発展
7.メディア芸術の展開
8.文献講読(1)『メディア論』序文・はしがき
9.文献講読(2)『メディア論』第一章
10.文献講読(3)『メディア論』第二章
11.文献講読(4)『メディア論』第三章
12.文献講読(5)『メディア論』第四章
13.文献講読(6)『メディア論』第五章
14.文献講読(7)『メディア論』第六章
15.前期のまとめ
16.後期への導入
17.メディア芸術のフロンティア
18.メディア芸術の現況
19.文献講読(8)『メディア論』第七章
20.文献講読(9)『メディア論』第11章
21.文献講読(10)『メディア論』第16章
22.文献講読(11)『メディア論』第17章
23.文献講読(12)『メディア論』第20章
24.文献講読(13)『メディア論』第24章
25.文献講読(14)『メディア論』第29章
26.文献講読(15)『メディア論』第31章
27.文献講読(15)『メディア論』第33章
28.討議とまとめ
29.メディア芸術のゆくえ
30.本年度のまとめ
履修上の注意 毎回出席をとる。各自ノートを準備し、講義における板書内容及び講義内容をしっかりとノートすること。授業への積極的な参加と発表を重視する。 
準備学習(予習,復習について) 予習については、次の授業で取り上げるテクストの箇所を読んでくることとします。
復習については授業で読んだテクストの論述のポイントを整理し、演習で論議された問題などを自分なりにもう一度考え、文章にまとめることとします。
詳細は演習の中で具体的に指示します。
試験方法 指定されたテーマについての論述式の筆記試験
成績評価方法 前後期学期末の筆記試験および平常点(課題発表および質疑応答など)による総合評価。 
教科書等 参考書:佐々木健一『美学辞典』東京大学出版会(3,914円)1995年、W. ヘンクマン他編『美学のキーワード』勁草書房(4、200円)2001年、マクルーハン『メディア論』みすず書房6264円

備考
ルーブリック{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/rubric/2018art/501000.pdf}
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum_graduateart/}