科目名 アニメーション表現特論I(Advanced Lectures on Expression of Animation I)
担当教員 三善 和彦
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 2018年度 後期
科目概要 アニメーションに限らない様々な表現について、「演出」の視点から分析する。中心とするのが、「上手と下手」について。授業内では実写映画や古典芸能なども含めた様々な事例を取り上げ、それぞれの特質や演出上の原理を明らかにする。
到達目標 映像表現における「演出」に関わる知識を理解し、実際の作品を分析・説明することができる。
授業内容 画面や舞台で、向かって右を上手(かみて)、左を下手(しもて)と言う。
ここでは様々な古典芸能から現代の映画やアニメーション、ゲームなどを、主に上手と下手が持つ意味に着目して鑑賞し、講義やディスカッションを行っていく。
授業計画 1週目 はじめに(講義の進め方、注意点など)。魚の頭は右?左?
2週目 右と左で印象は変わるのか?
3週目 右優位と左優位。その文化と歴史
4週目 なぜ、「上手」と「下手」?
5週目 能舞台と古典芸能「能」における上手と下手
6週目 同じ能舞台を使った、古典芸能「狂言」における上手と下手
7週目 映画「虎の尾を踏む男達」(監督:黒澤明)における上手と下手
8週目 能「安宅」における上手と下手
9週目 歌舞伎「勧進帳」における上手と下手
10週目 「義経千本桜」より、文楽における上手と下手
11週目 古典落語における上手と下手(「上下を切る」の意味)
12週目 漫才・TVのバラエティ番組・学園ドラマなどにおける上手と下手
13週目 文字の流れる方向(日本語の横書き誕生の物語)
14週目 右横書きから左横書きへ
15週目 ゲームにおける上手と下手。そして未来は右か?左か?
履修上の注意 指導教員の指示に従うこと。 
準備学習(予習,復習について) 特に必要は無いが、必要な際には指示する。
試験方法 15回の授業終了後、授業の内容に沿った実際の具体例を見つけ、分析してレポートを書くことが求められる。
成績評価方法 授業への参加姿勢とレポートの内容により、評価採点を行う。
教科書等 特に無いが、必要な場合は別途指示する。
備考
ルーブリック{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/rubric/2018art/551040.pdf}
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum_graduateart/}