科目名 マンガ学特論I(Advanced Lecture on Manga Studies III)
担当教員 細萱 敦
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 2017年度 前期
科目概要 「どのような作品であれ、人間個々のあり方と対他人対社会との関係性という課題を孕む。また作家というものは、常に読者に対する説得力と責任というものから逃れられない」。以上の観点から、今後向き合っていくだろう各種のテーマを7つのジャンルに大別し、それぞれにおいてアーティストは、リアルな現実と妄想の間をどう行き来するのか、より多様な具体例を示し、共に考察していきたい。
到達目標 日本のマンガ表現とメディアが長年培ってきた“多様なテーマ性”に満遍なく目配りでき、作家同士や共同作業者である編集者などとの間で、建設的な論議や提言をもとにした創造的活動を展開することができる。
授業内容 人間個人と周囲の関わりや自我の意識といった問題は、どのような作品についても必須である。個から世界へ向けて広げていく方向で、テーマごとにどのような作例があるのかを紹介、分析し、1回おきに学生の方からもテーマに沿って調査・報告をしてもらう。
授業計画 1.オリエンテーション
2.人の自意識を描く(講義「アルキヘンロズカン」などを題材に)
3.人の自意識を描く(学生の調査報告)
4.家族の関係性を描く(講義「海街diary」などを題材に)
5.家族の関係性を描く(学生の調査報告)
6.学校での人間関係を描く(講義「ちーちゃんはちょっと足りない」「変ゼミ」などを題材に)
7.学校での人間関係を描く(学生の調査報告)
8.組織での人間関係を描く(講義「島耕作」シリーズなどを題材に)
9.組織での人間関係を描く(学生の調査報告)
10.社会での人間関係を描く講義(「土星マンション」などを題材に)
11.社会での人間関係を描く(学生の調査報告)
12.国家中での個人の自我を描く(講義「攻殻機動隊」などを題材に)
13.国家中での個人の自我を描く(学生の調査報告)
14.異文化・異民族間での個人の自意識を描く(講義「ヒストリエ」「シュトヘル」などを題材に)
15.異文化・異民族間での個人の自意識を描く(学生の調査報告)
履修上の注意 マナーに反する行為は厳禁。
準備学習(予習,復習について) テーマに沿った作品を自分なりに探してくること(マンガ以外の表現ジャンルでも構わない)。
試験方法 試験は特に行わない。
成績評価方法 調査報告の積極性と内容を評価・採点する。
教科書等 特になし。
備考
ルーブリック {http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/rubric/2017art/561000.pdf}