科目名 芸術史特論(Advanced Lectures on Art History)
担当教員 大森 弦史
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 2017年度 後期
科目概要 「美術にひそむ『わらい』」という主題のもと、美術における遊び、機知、剽軽、滑稽、諷刺、猥褻などについて考察する。各回に設定した表題に沿って、古今東西の芸術家・作品を横断的に採り上げながら論じる。
到達目標 取り上げられた題材を通して、美術および芸術が政治的・社会的・文化的文脈においていかに条件付けられてきたのかを論じることができる。また得られた知見を踏まえて、自身の制作および研究に応用することができる。
授業内容 美術と『わらい(笑い・嗤い・哂い・・・)』の関係は、従来の美術史学では軽視されてきたため、過去の芸術家たちは極めて真面目な人々であるかのように私たちは誤解しがちである。しかし、彼らの「不-真面目」さは、時にあからさまに作品上にあらわれており、それは、しばしば美術の歴史を刺激し、活力あるものとしてきた。『わらい』は最も人間的な感情表現のひとつであり、芸術家の思考や動機にも深く関わっている。この問題を考えていくことで、受講者の研究・表現活動に活かすことが期待できる。
授業計画 (1) 「わらい」の美術のイントロダクション
(2) 美術と「わらい」の繋がり I
(3) 美術と「わらい」の繋がり II
(4) 「遊び」としての美術 I
(5) 「遊び」としての美術 II
(6) 「遊び」としての美術 III
(7) 「諷刺」の美術 I
(8) 「諷刺」の美術 II
(9) 「諷刺」の美術 III
(10) 「滑稽」なる美術 I
(11) 「滑稽」なる美術 II
(12) 「滑稽」なる美術 III
(13) 「滑稽」なる美術 IV
(14) 「滑稽」なる美術 V
(15) まとめ
履修上の注意 西洋美術史に関する一定の基礎知識を前提として講義を進めていく。 
準備学習(予習,復習について) 受講者は必要に応じて入門書等で知識を補うこと。
試験方法 期末レポートを課す。詳細は授業内で案内する。
成績評価方法 全体を100点として評価する。
(1) 平常点(授業への参加度など):50点
(2) 期末レポート:50点
*原則的に出席が2/3未満の者には単位認定しない。  
教科書等 参考図書は随時紹介する。
必要に応じて資料を配布する。
備考
ルーブリック {http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/rubric/2017art/581000.pdf}