科目名 芸術史特論演習II(Special Seminar in Art History II)
担当教員 大森 弦史
単位数 2
授業区分 選択
年次配当 1
開講区分 2017年度 前期
科目概要 「美術史の理論と実践」という副題のもと、現代までの美術史学における諸理論・諸方法を系統的に学ぶと同時に、実際の美術作品に触れながら詳細な読解・解釈を行う。
到達目標 美術史の諸理論・諸方法の概要を理解し、現代的な視点に立って批判的に論じることができる。また得られた知見を踏まえて、自身の制作および研究に応用することができる。
授業内容 教室での文献通読、美術館観覧などの学外講義を概ね交互に実施する。文献通読では、美術史学における基本文献の全文ないし抜粋(邦訳)を利用し、担当者による課題発表・解説・討論を行う。学外講義は都内の美術館・博物館において実施し、通常観覧のほかに課題を設定した討論も行う。これらを通じて、諸理論の特質・利点とともにその限界についても知ることができると同時に、各受講者の芸術観を深める契機となるだろう。
授業計画 (1) ガイダンス、イントロダクション
(2) 予備講義:美術史の理論の歴史
(3) 予備講義:作品解釈の手続きについて
(4) 文献通読:ヴァザーリ〜ヴィンケルマン(美術史学の黎明)
(5) 学外講義
(6) 文献通読:リーグルとヴェルフリン(様式論の発展)
(7) 学外講義
(8) 文献通読:パノフスキー(イコノロジー)
(9) 学外講義
(10) 文献通読:ニューアートヒストリーズ1(記号学と美術史)
(11) 学外講義
(12) 文献通読:ニューアートヒストリーズ2(芸術社会学)
(13) 学外講義
(14) 文献通読:ニューアートヒストリーズ3(新たな眼差し)
(15) まとめ
履修上の注意 美術史に関する一定の基礎知識を前提として講義を進めていく。
学外講義の詳細については初回に説明し、受講生の希望も勘案して決定する。
準備学習(予習,復習について) 課題文献を充分に読み込み、不明な点は参考書等で補うこと。
試験方法 期末レポートを課す。詳細は授業内で案内する。
成績評価方法 全体を100点として評価する。
(1) 平常点(課題・授業への参加度など):50点
(2) 期末レポート:50点
*原則的に出席が2/3未満の者には単位認定しない。
教科書等 参考図書は随時紹介する。
必要に応じて資料を配布する。
備考 学外講義の実費(交通費・観覧料)は原則的に各自で負担のこと。
国立美術館キャンパスメンバーズの利用が可能な美術館もあるので、学生証を必ず携帯すること。
ルーブリック {http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/rubric/2017art/581020.pdf}