科目名 | 色彩学演習(Color Science Seminar) |
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担当教員 | 東 吉彦 |
単位数 | 1 |
授業区分 | 学部_必修 演習 |
年次配当 | 2 |
開講年度学期 | 2018年度 後期 |
授業概要・学習成果との関連 | 【授業の目的】 色彩学で学んだ知識を実践的に活用できるようにする。 【授業概要】 色彩学の講義で学んだ内容について実践的な知識として活用できるようにするため、色彩学の知識に基づいて具体的な課題を解決する方法を、演習を通して学ぶ。 <学習成果との関連> 下のリンクから、この科目についての「ディプロマポリシーにもとづく学習成果との関連」を見て、どのような力が身に付けられるかを確認してください。 {http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum/cm_11A.pdf} |
到達目標 | ・種々の表色系の違いを理解し、目的に応じて表色系を使い分け、適切な方法で色を記号や数値で表すことができる。 ・試料の分光特性から、XYZ表色系の表色値、L*a*b*均等色空間の座標値を計算することができる。また、表色値相互の変換を行うことができる。 ・PCCS表色系の特徴を理解し、色彩調和理論と配色技法に基づく配色を設計できる。 |
授業計画 | 1.ガイダンス 2.色の三属性(色相、明度、彩度)、マンセル表色系 3.色の弁別特性、色の評価 4.分光特性と色の関係 5.XYZ表色系と三刺激値の計算 6.加法混色の計算、xy色度図の用法 7.L*a*b*均等色空間の座標値と色の三属性、色差 8.PCCS表色系とその特徴 9.色彩調和理論の基礎と応用 10.色の三属性に基づく配色 11.ベースカラーとアソートカラーを用いた配色 12.アクセント効果とセパレーション効果を用いた配色 13.ドミナントカラーに基づく配色 14.トーンイントーン、トーンオントーンに基づく配色 15.色のイメージに基づく配色 |
履修上の注意 | 授業は、色彩学で学ぶ内容を基礎として進めるので、色彩学を必ず履修すること。後半の授業ではカラーカード(教材)を用いるので忘れないようにすること。 |
準備学習(予習,復習について) | 準備学習(予習,復習について) 色彩学の授業の概要を教科書で予習しておくこと。毎回の授業内容を30分程度かけて教科書とプリントで復習しておくこと。 *各回の準備学習の具体的な内容は、「ルーブリックへのリンク」からルーブリックを参照してください。準備学習は1項目あたり15~30分の学習内容になっていますので、目安にしてください。 |
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて | 【成績評価対象と基準】 (1)授業での課題を以下の配点で評価する。 ・第2回~第13回 7点満点×12回=84点 ・第14回、第15回 8点満点×2回=16点 合計:84点+16点=100点満点 (2)出席が2/3 に満たない場合は,成績評価を行わない。 【課題に対するフィードバック】 課題に対するフィードバックは後続の授業中で適宜に行う。 |
教科書等 | 教科書 毎回、演習の内容に関するプリント資料を配布する。 教材 「新配色カード199a」 日本色研事業 定価780円(税別) 参考書 「カラーコーディネーターのための『配色入門』」 川崎秀明 著 日本色研事業 定価1600円(税別) |
(※学内限定となります。) |