科目名 物理化学A(Physical Chemistry A)
担当教員 平岡 一幸
単位数 2
授業区分 学部_必修 講義
年次配当 2
開講年度学期 2018年度 前期
授業概要・学習成果との関連 物理化学入門に続き、微視的な原子や分子の集合体としての物質の取り扱いに、熱力学を中心とした巨視的な現象論(エネルギー論)が如何に適用できるかを学ぶ。
物理化学入門ではエネルギー保存法則(熱力学の第一法則)を学んだ。物理化学Aでは(教科書の題4章から第7章)、自発的変化の指標であるエントロピーを学ぶ(熱力学第二法則)。次いで、化学反応へのエントロピーの適用として自由エネルギーを学ぶ。さらには、相転移・相平衡、化学平衡、多相平衡について理解を深める。

<学習成果との関連>
下のリンクから、この科目についての「ディプロマポリシーにもとづく学習成果との関連」を見て、どのような力が身に付けられるかを確認してください。
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum/cm_11F.pdf}
到達目標 ・エントロピー変化について説明でき、簡単な計算問題が解ける。
・自由エネルギ-について説明でき、簡単な計算問題が解ける。
・化学ポテンシャルについて説明でき、簡単な計算問題が解ける。
・平衡の概念を説明できる。 
・熱力学第二法則を説明できる。
・熱力学第三法則を説明できる。
授業計画 1.可逆過程と非可逆過程
2.熱力学第二法則
3.エントロピー
4.熱力学第三法則
5.Gibbsの自由エネルギー
6.純物質の相の安定性
7.蒸気圧の温度による変化
8.純物質の相転移
9.平衡定数
10.化学ポテンシャルとGibbsエネルギー
11.平衡定数とGibbsエネルギー
12.溶液-蒸気の平衡
13.希薄溶液の性質
14.溶液と固相の二成分系平衡
15.まとめと学力考査
履修上の注意 ・物理化学入門をよく復習して授業に臨むこと。
・物理化学A演習をよく利用して理解を深めること。
・関数電卓を毎回持参すること。
準備学習(予習,復習について) 講義は基本的にルーブリックと教科書に沿って行います。教科書をよく読んで、ルーブリックの準備項目を予習しなさい。毎回、予習復習のためのルーブリックに基づいたプリント(レポート課題)を配布しするので、授業前(授業前日)に提出しなさい。このプリント提出をもって出席とみなし平常点とします。

授業には専用のノートを持参して、授業中の板書・スライドを基に講義ノートを作成しなさい。講義ノートは授業中にチェックします。

教科書、ノ-ト、ならびに配布プリント見直して復習をし、学習内容と到達度をルーブリックを用いて確認しなさい。

予習・復習でわからなかった場合は、授業後の教室や、あるいは教員の居室に来て質問してください。歓迎します。

*各回の準備学習の具体的な内容は、「ルーブリックへのリンク」からルーブリックを参照してください。準備学習は1項目あたり15~30分の学習内容になっていますので、目安にしてください。
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 学力考査(80%)、レポ-ト課題(20%)を目安とする。出席が2/3に満たない場合には、単位を認定しない。
教科書等 教科書 「物理化学II 熱力学・速度論」池上岩泉手老 共著 丸善 定価2575円 参考書 「ムーア物理化学(上)」藤代 訳東京化学同人 定価3592円 「物理化学の基礎」西川勝渡辺啓 著学術図書出版 定価1751円 「ムーア基礎物理化学(上)」細矢湯田 訳
(※学内限定となります。)