科目名 物理化学B(Physical Chemistry B)
担当教員 比江島 俊浩
単位数 2
授業区分 学部_必修 講義
年次配当 2
開講年度学期 2018年度 後期
授業概要・学習成果との関連 本講義では、まず物理化学入門および物理化学Aで学んだ「化学熱力学を統計熱力学的な立場から再考察する。次いで化学反応の理解に必要不可欠な反応速度および反応機構について解説する。これらを通して、「統計熱力学」および「反応速度論」の基礎を理解する。

<学習成果との関連>
下のリンクから、この科目についての「ディプロマポリシーにもとづく学習成果との関連」を見て、どのような力が身に付けられるかを確認してください。
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum/cm_11F.pdf}
到達目標 ・ボルツマン分布や分配関数について説明できる。
・化学反応の速度について説明でき、反応速度式を書き下すことができる。
・単純反応と複合反応との違いを説明できる。
・衝突理論と遷移状態理論の違いを説明できる。
・触媒反応や酵素反応の有用性について説明できる。
授業計画 1.Boltzmann分布
2.分配関数
3.化学変化の速度
4.反応速度の測定法
5.反応の次数と分子数
6.一次および二次の反応速度式
7.反応次数の決定
8.複合反応
9.反応速度に及ぼす温度の影響
10.反応座標とエネルギー
11.気体反応の衝突説
12.遷移状態理論
13.溶液内の反応
14.触媒反応
15.酵素反応
履修上の注意 【履修上の注意】
・基礎科目として「物理化学入門」や「物理化学A」の単位を取得済みであることが望ましい。
・最低限度の知識として高校数学I程度の理解が必要とされる。高校数学で苦手な分野があればもう一度高校数学の復習をしておくことが望ましい。

準備学習(予習,復習について) 本講義は、数学的な取り扱いが多いために予習よりはむしろ復習に力点をおいて勉強してほしい。特に教員が授業中に黒板に板書した内容はすべてノートに書き写しておき、教科書と照らし合わせながら復習することを進める。また復習する際にはただノートを目で追うだけでなく、自分で数式の展開できるようにすること。

*各回の準備学習の具体的な内容は、「ルーブリックへのリンク」からルーブリックを参照してください。準備学習は1項目あたり15~30分の学習内容になっていますので、目安にしてください。
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 【成績評価対象と基準】
全体を100点として評価する。
(1) 課題レポートの提出(2点×10回=20点)
(2) 中間試験(40点)
(3) 定期試験(40点)
(4) 出席が2/3に満たない場合は、単位を認定しない。

【試験方法】
授業で取り扱った内容と課題レポートからの類似問題、電卓のみ持ち込み可
教科書等 教科書 物理化学Aに同じ 参考書 物理化学Aに同じ
(※学内限定となります。)