科目名 ソフトマテリアル科学(Introduction to Softmaterials)
担当教員 平岡 一幸
単位数 2
授業区分 学部_選択(専門教育) 講義
年次配当 3
開講年度学期 2018年度 前期
授業概要・学習成果との関連 高分子、液晶、生体分子、超分子、コロイド、などの分子を単位とする分子集積型の材料は、小さな力や刺激で大きな変形や応答が得られるので、ソフマテリアル(柔らかい材料)と呼ばれています。本講義では、小さな力としてvan der Waals力や水素結合について学んだ後、ソフマテリアルとして重要な「液晶」と「高分子」を中心に、研究や開発の基礎となる事項を解説します。さらには「遺伝子」・「生体膜」など生体機能をつかさどる「バイオソフトマテリアル」を紹介します。

<学習成果との関連>
下のリンクから、この科目についての「ディプロマポリシーにもとづく学習成果との関連」を見て、どのような力が身に付けられるかを確認してください。
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum/cm_11F.pdf}
到達目標 ・エネルギーという言葉を使ってソフトマテリアルの特徴を説明できる。
・具体的なソフトマテリアルとその応用例を複数挙げられる。
授業計画 1.イントロダクション ー 分子間力と重力
2. van der Waals力と水素結合
3.液晶の種類:液晶ディスプレイも液晶、生体膜も液晶
4.液晶の構造:ネマチック液晶とスメクチック液晶
5.液晶の粘弾性論
6.液晶における欠陥構造
7.等方相-ネマチック相転移の理論
8.強誘電性と反強誘電性:群論を用いた分子設計
9.高分子1本の多様な形と性質
10.希薄溶液中の高分子の振舞
11.高分子液体の性状:ゴム弾性について
12.高分子の相転移
13.高分子の混合系
14.バイオソフトマテリアル:「遺伝子と高分子」、「生体膜と液晶」など
15.まとめと学力考査
履修上の注意 特にありません。
準備学習(予習,復習について) 講義は基本的にシラバスとルーブリックに沿って行います。教科書をよく読んで、ルーブリックの準備項目を予習しましょう。

授業には専用のノートを持参して、授業中の板書・スライドを基に講義ノートを作成しなさい。試験は講義ノート(自筆)の持ち込みを許可します。

教科書、ノ-ト、ならびに配布プリント見直して復習をし、学習内容と到達度をルーブリックを用いて確認しなさい。

予習・復習でわからなかった場合は、授業後の教室や、あるいは教員の居室に来て質問してください。歓迎します。


*各回の準備学習の具体的な内容は、「ルーブリックへのリンク」からルーブリックを参照してください。準備学習は1項目あたり15~30分の学習内容になっていますので、目安にしてください。
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 学力考査100%
教科書等 教科書 
「液晶・高分子入門」竹添秀男・渡辺順次(裳華房)(3500円+税),
配布プリント
参考書 
「有機機能材料」荒木孝二・明石満・高原淳・工藤一秋(東京化学同人)(2900円+税),
「強誘電性液晶の構造と物性」福田敦夫・竹添秀男(コロナ出版)(7000円+税),
「分子間力と表面力第2版ならびに第3版」J. N. イスラエルアチェビリ(著)・近藤保他(訳)朝倉書店(8500円+税) 
(※学内限定となります。)