科目名 化粧品化学(Cosmetics Chemistry)
担当教員 岩倉 謙
単位数 2
授業区分 学部_選択(専門教育) 講義
年次配当 3
開講年度学期 2018年度 後期
授業概要・学習成果との関連 化粧品には①有効性②使用性③安全性④安定性の4つの特性が必要とされており、これらの特性を得るために数多くの有機・無機原料が配合され、製剤化されている。本授業では、化粧品に求められる機能・特性を説明していくとともに、代表的な化粧品原料について、その化学・生化学的な性質と、配合目的・機能について説明する。さらに、製剤化で重要な分散・乳化技術について、説明を行う。また、産業としての観点から、化粧品産業、法律、知的財産、品質保証、社会との関連に関しても概説していきたい
到達目標 ・皮膚及び化粧品の基本的な内容(機能性、使用性、安全性、安定性)を理解する。
・化粧品に配合されている原料の特徴・機能と、その配合目的が説明できる。
・皮膚と化粧品機能の関係が説明できる。 
・化粧品の成分表示がわかるようになる。 
授業計画 受講者の理解度により若干の変更はあるが、概ね次の計画で行う。
1.化粧品化学授業の概要と化粧品を取り巻く環境
2.皮膚と化粧品、化粧品の種類
3.原料基剤1   水、油、溶剤他
4.原料基剤2   高分子、界面活性剤
5.原料基剤3   粉体、色材、天然物
6.品質保持原料  防腐剤、酸化防止剤
7.原料薬剤1   保湿剤
8.原料薬剤2   抗老化剤、美白剤
9.原料薬剤3   紫外線防御剤、刺激緩和剤
10.原料その他  ビタミン、香料、金属イオン封鎖剤
11.製剤化技術1 乳化、可溶化
12.製剤化技術2 分散
13.製剤化技術3 洗浄、増粘、ゲル化
14.品質保証と品質試験、化粧品と法律
15.化粧品の歴史、試験
履修上の注意 本講義は、化粧品素材と、皮膚との係わりを中心に進めるので、生化学だけでなく有機化学、高分子化学,無機化学、物理化学の基礎知識があることが望ましい。
「ただ出席するのではなく、授業に参加し、内容をすこしでも身につける」ことを心がけてください。
準備学習(予習,復習について) ・毎回の授業において次週の中心となるテーマを説明するので、予習をしておくことが望ましい。
・授業配布のプリントの空欄は、授業中及び終了後各自調べ理解すること。  

成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 期末試験(50%)を主に、平常点(15%)と理解度確認テスト(3回予定)(35%)を加味し、到達度を評価する。試験やテスト の内容は、授業内容に準拠したものとする。
教科書等 教科書は特に指定しない。
参考図書 
コスメティックサイエンス (共立出版)
化粧品科学ガイド 第2版 (フレグランスジャーナル社) 
何れも図書館に常置
(※学内限定となります。)