科目名 生物有機化学(Bioorganic Chemistry)
担当教員 高橋 圭子
単位数 2
授業区分 学部_選択(専門教育) 講義
年次配当 4
開講年度学期 2018年度 前期
授業概要・学習成果との関連 生物の働きはすべて、ミクロ的には化学の作用によって成り立っている。生物を理解するには有機化学反応を理解することが重要である。これまでは、有機化学・物理化学などの基本知識を有するものが学ぶというスタンスで生命現象に迫り、酵素反応に限定して「何故特別なのか?」について分子レベルから原子レベルで反応性、反応環境を理解し、超分子化学との関わり合いについても講義してきた。本年度からはさらに薬学へと結びつく授業を行う。薬剤学、薬理学入門の知識を身に着けることに重点を置く。さらにPCを利用して、「目に見える分子」資料で講義を進める。PC分子描画に興味を持つ諸君は是非受講されたい。将来的に技術者・研究者として有用な講義体系となるよう考慮して技術者の勉強に仕方についても訓練する。

<学習成果との関連>
下のリンクから、この科目についての「ディプロマポリシーにもとづく学習成果との関連」を見て、どのような力が身に付けられるかを確認してください。
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum/cm_11F.pdf}
到達目標 生命分子反応にかかわる有機化学反応を理解し、反応の仕組みを説明できる。相互作用の重要性と立体環境について説明できる。最終学年として、ノートの取り方・学習の仕方がわかる。 
授業計画 1. 生物有機化学における生物と酵素
2. 有機化学の基本/分子間力と立体構造
3. 酵素反応と化学反応
4. 酵素触媒が速いわけ(エントロピーの働きと3点セット)
5. 堅くて柔らかい酵素(酵素の変形と始原系のひずみ)
6. 分子認識に働く相互作用(疎水性相互作用と極性相互結合)
7. 超分子化学入門
8. シクロデキストリンの科学
9. シクロデキストリンの化学
10.化学物質の吸収・分布・代謝・排泄
11.薬が効くということ
12.薬を開発するということ
13. 分子描画入門
14. 分子の設計と表記と情報の集め方・学び方ー実験結果をどう読むか
15. まとめと学力考査 
履修上の注意 1.有機化学の知識が必要である。
2. 生物化学を履修しているほうが望ましい。
準備学習(予習,復習について) 授業の都度指示する。課題は必ず学習すること
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 授業全ての範囲に関する学力考査を行い、評点とする。分子描画については実際に作業するので出席を重視する。授業内で課題を課し、課題の評価を行う。 
教科書等 参考書マクマリー「生化学反応機構」東京化学同人5400円
(※学内限定となります。)