科目名 建築環境学III演習(Environmental Engineering Science III Seminar)
担当教員 山本 佳嗣
単位数 1
授業区分 学部_選択(専門教育) 演習
年次配当 2
開講年度学期 2018年度 後期
授業概要・学習成果との関連 建築環境学Ⅲ演習では,快適で安全な建築環境を実現するために考慮すべき,空気環境と湿気環境について学ぶ。空気環境に関しては,室内空気汚染の要因と必要換気量,換気のメカニズム,計算法,計画法などについて,湿気環境については,湿り空気の性質,湿り空気線図の活用方法から結露の予測方法,対策方法まで,具体的な例を挙げながらわかりやすく解説する。こうした学習を通して換気設計・防露設計に必須な計算手法・設計手法を理解する。 
到達目標 ①換気された室における汚染物質量、熱、水蒸気の収支式を立てることができる。
②換気量の計算ができる。
③ダクト内の圧力の状態を計算で求め、グラフにすることができる。
③湿り空気の性質および空気線図を読むことができる。
④表面結露および壁体内部結露を予測することができる。
⑤結露防止工法を理解しそのスケッチを描くことができる。 
授業計画 1. ガイダンス、空気環境や湿気環境を学ぶ意義、換気の目的と種類、必要換気量計算方法(その1)-室内汚染物質濃度の算出
2. 必要換気量計算方法(その2)-室内温度、室内絶対湿度の算出
3. 室内濃度の時間変化
4. 換気力学(1)-空気の密度と圧力,圧力差,ベルヌーイの式
5. 換気力学(2)-圧力損失
6. 換気力学(3)-機械換気
7.  換気力学(4)-風力換気、温度差換気   
8. 換気力学(5)-開口を流れる換気量の計算法
9. 換気力学の復習
10. 湿り空気の性質と空気線図
11. 壁体の熱移動の復習
12. 壁体の水蒸気移動           
13. 結露の予測                                 
14. 結露の被害と対策
15. 総復習
履修上の注意 原則として、建築環境学Ⅲと建築環境学Ⅲ演習を一緒に履修することとし,単独の履修は認めない。ただし特別な理由がある場合は配慮するので相談に来ること。 
準備学習(予習,復習について) ルーブリックに記載された各回の準備項目についての復習は必ず行うこと。配布資料をよく読んで、もう一度演習問題を自分で解いてみること。次週の小テストでは演習問題の類似問題を出題する。 
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 原則として、建築環境学Ⅲと建築環境学Ⅲ演習の成績を総合して評価する。(原則として両科目とも同じ点数をつける)
①小テスト(3点×12回=36点)
 1時間目に毎回,前回の復習と演習を兼ねた小テストを行う。
②演習問題の提出 (2点×12回=24点)
③期末テスト(40点)
 小テストや演習の類似問題を出題する。
ただし特別の理由により、どちらか一方の科目しか履修できない場合は別途配慮する。
教科書等 教科書
必要な資料は毎回配布する。

参考書(授業では使用しない)
「最新 建築環境工学」 田中俊六 他 著 井上書院 定価3,240円
「エース建築環境工学Ⅱ」鉾井修一 他 著 朝倉書店 定価4,104円
(※学内限定となります。)