科目名 西洋建築史(History of Western Architecture)
担当教員 海老澤 模奈人
単位数 2
授業区分 学部_選択(専門教育) 講義
年次配当 3
開講年度学期 2018年度 前期
授業概要・学習成果との関連 古代ギリシアから19世紀初頭までのヨーロッパ建築の展開について講義する。
時代も場所も遠く離れた西洋建築の歴史をわれわれが学ぶことの意義は、主に次の点にある。
1)建築という人類にとって最も大きな文化遺産の歩みを知ること
2)広大な内部空間を創り出すために試みられてきた構造的な工夫を理解すること
3)西洋建築のプロポーションや装飾に見られる秩序を理解し、建築デザインの成り立ちを知ること
上記の要点を達成することを目標に、本講義では、西洋建築の構造とデザイン、そして社会的機能の歩みを論じていく。

<学習成果との関連>
下のリンクから、この科目についての「ディプロマポリシーにもとづく学習成果との関連」を見て、どのような力が身に付けられるかを確認してください。
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum/cm_11C.pdf}
到達目標 ・西洋建築の歴史的な流れについて説明できる
・西洋建築で試みられた構造的な工夫について説明できる
・西洋建築のプロポーションや装飾に見られる特徴について説明できる
授業計画 1.イントロダクション
2.古代ギリシア建築
3.古代ローマ建築(1):宗教建築
4.古代ローマ建築(2):都市の世俗建築
5.初期キリスト教建築とビサンチン建築
6.ロマネスク建築
7.ゴシック建築(1):基本的特徴とフランスの事例
8.ゴシック建築(2):他国の事例、中世都市
9.中間試験と前半の補足
10.ルネサンス建築(1):初期ルネサンス
11.ルネサンス建築(2):盛期ルネサンス、マニエリスム
12.バロック建築(1):イタリアの事例
13.バロック建築(2):フランス、ドイツ、オーストリアの事例、ロココ建築
14.新古典主義の建築
15.全体のまとめ
履修上の注意 授業中の基本ルールを守ること。
準備学習(予習,復習について) ・各回授業の復習が次の授業の準備となる。授業内容を理解するために、各回1時間程度、教科書の該当箇所およびレジュメで指示する参考図書・関連図書を読んで復習し、次の授業に臨むこと。
・また、授業時間外に東京や横浜の様式建築を訪ね、西洋建築の様式、装飾、デザイン手法を理解するように努めてほしい。
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて [成績評価と基準]
中間レポート(20点)、中間試験(20点)、定期試験(60点)の総合点で評価する。単位取得のためには10回以上の出席を必須とする(遅刻は0.5回の出席と見なす)。
[試験方法]
中間試験:第9回に実施。第1回~8回までの内容が対象。持ち込み不可。
中間レポート:西洋建築の影響を受けた日本の近代建築の観察を行う。
定期試験:一部中間試験の類似問題を出題。第1回~第14回の内容が対象。持ち込み不可。
[課題に対するフィードバック]
中間試験を採点・返却する。
教科書等 教科書:西田雅嗣他編『カラー版図説 建築の歴史 西洋・日本・近代』(学芸出版社、3240円)
参考図書:吉田鋼市著『西洋建築史』(森北出版、2592円)、鈴木博之編『西洋建築の様式』(彰国社、4536円)、日本建築学会編『西洋建築史図集(三訂版)』(彰国社、2700円)
(※学内限定となります。)