科目名 近代建築史(History of Modern Architecture)
担当教員 海老澤 模奈人
単位数 2
授業区分 学部_選択(専門教育) 講義
年次配当 3
開講年度学期 2018年度 後期
授業概要・学習成果との関連 19世紀から20世紀後半までの西洋と日本の建築の展開について講義する。その中心にあるのは、20世紀前半に確立されたモダニズム(近代主義)という思潮である。各回の講義では、建築の近代化の過程に現れたさまざまなトピックを取り上げ、その特徴や背景、主要な建築作品について解説していく。
本講義の目標は、現代の建築と社会を考える上で重要な「近代」の建築の意味、そしてそこでの建築家の活動や建築作品の意義を理解することである。

<学習成果との関連>
下のリンクから、この科目についての「ディプロマポリシーにもとづく学習成果との関連」を見て、どのような力が身に付けられるかを確認してください。
{http://www.t-kougei.ac.jp/student/kyoumu/curriculum/cm_11C.pdf}
到達目標 ・近代建築史の基本的な流れについて説明できる。
・建築・都市の近代化に影響を与えた社会的・文化的背景について理解し、説明できる。
・近代の主要な建築思潮・建築家・建築作品・建築運動の特徴と歴史的意味について理解し、説明できる。
授業計画 1.イントロダクション
2.19世紀の建築(1):新しい材料と技術
3.19世紀の建築(2):都市の変容
4.アーツ・アンド・クラフツとアール・ヌーヴォー
5.19-20世紀転換期ウィーンの建築
6.20世紀初頭ドイツの新傾向:ドイツ工作連盟と表現主義
7.1920年代の前衛的建築運動:ロシア構成主義、デ・ステイル、バウハウス
8.近代建築家たちの住宅改良の試み
9.デザインの場としての住宅:ル・コルビュジエとミース・ファン・デル・ローエ
10.アメリカとフランク・ロイド・ライト
11.国家・権力と建築
12.日本建築の近代
13.戦後建築の展開(1):技術の発展と新しい建築表現
14.戦後建築の展開(2):戦後日本の建築
15.戦後建築の展開(3):建築の保存と再生
履修上の注意 ・授業中の基本ルールを守ること。
・日本建築史、西洋建築史を履修していることが望ましい。
準備学習(予習,復習について) ・各回授業の復習が次の授業の準備となる。授業内容を理解するために、各回1時間程度、教科書の該当箇所やレジュメで指示する参考図書・関連図書を読んで復習し、次の授業に臨むこと。同時に授業で提示されたテーマについて小レポートを作成し、次回授業開始時に提出する。
・近代建築史の題材はキャンパス外に数多く存在している。授業時間外に東京や横浜にある近現代の建築を訪ね、その特徴や歴史的背景を考えてほしい。
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて [成績評価と基準]
講義内容に関する小レポート(各回授業の内容を復習し、次回授業時に提出する)(2点×15回=30点)、定期試験(70点)の総合点で評価する。単位取得のためには10回以上の出席を必須とする(遅刻は0.5回の出席と見なす)。
[試験方法]
・定期試験:第2回~第15回の内容が対象。持ち込み不可。
[課題に対するフィードバック]
各回の小レポートを確認し、次回授業時に返却する。
教科書等 教科書:西田雅嗣他編『カラー版図説 建築の歴史 西洋・日本・近代』(学芸出版社、3240円)
参考図書:鈴木博之編著『近代建築史』(市ヶ谷出版, 3240円)。
(※学内限定となります。)