科目名 品質管理(Quality Control)
担当教員 尾島 明
単位数 2
授業区分 学部_選択(専門教育) 講義
年次配当 4
開講年度学期 2018年度 前期
授業概要・学習成果との関連 <授業の目的>
 企業や組織が取り組む品質管理活動の重要な役割を学び、企業人として管理・改善活動に参加できる基本的な能力を養う。

<授業概要>
 品質管理は「お客様に満足していただける製品やサービスを経済的に作り出す活動」で各企業が行っている最も重要な活動のひとつです。
 1960年頃から日本の製造業で広く普及し、従来の「不良は検査で取り除く」という考え方から「統計的な手法を活用して、最初から良品を作れる状態に管理する」という考え方に重点が移行し、その結果、日本製品の品質が大きく向上し、産業界の発展に貢献した。
 また、日本においては、この品質管理の活動に経営のトップから第一線の従業員までが参画し、TQCとして発展し、更に現在では、品質管理の国際基準ISO9001の品質マネジメントシステムに見られるように、企業は経営全般の質を向上させ、一段と競争力を高める活動を展開している。
 この講義では、品質管理の基本理念、品質管理に不可欠な確率・統計の考え方およびその基礎的な手法を習得するとともに、品質マネジメントシステムについての考え方も習得する。

<学習成果との関連>
 感受性や的確な判断力が身に付き、社会における企業活動を体系的に理解し、論理的な思考力をもって、企業(職場)における諸問題の解決に参加することができる。
到達目標  (社)日本品質管理学会の認定を受けた(財)日本規格協会及び(財)日本科学技術連盟が主催する品質管理検定(QC検定)の3級レベルの知識を理解できることを目標とする。
 学習した結果、品質管理手法(QC七つ道具等)の使い方が実行でき、演習問題を通して問題解決を手順通りに進めることができ、且つ、みんなの前でプレゼンテーションすることができる。
授業計画 1.ガイダンス・授業概要、授業計画等
2.品質管理とは、品質とは、管理とは、品質管理の歴史等
3.データのとり方:平均値、ばらつきの考え方
4.品質管理手法の紹介、数値解析手法の演習
5.統計学の基礎的な考え方:確率
6.統計学の基礎的な考え方:統計
7.データのまとめ方:統計解析手法(散布図)
8.データのまとめ方:統計解析手法(ヒストグラム)
9.データのまとめ方:統計解析手法(管理図)
10.検定と推定(推定とは)
11.検定と推定(検定とは)
12.検査及び試験
13.工程の改善と解析(問題解決の手順)
14.標準化と品質保証活動(品質マネジメントシステム)
15.品質管理の総合演習
履修上の注意  基礎的な統計手法の処理をするため、基本的な関数電卓の使用方法を理解しておくことが望まれる。
準備学習(予習,復習について) <予習>
 講義用のプリントは、次回分を事前に配布するので、予め目を通すこととルーブリックへのリンクから、準備項目の内容を確認しておく。(30分程度)

<復習>
 演習問題を毎回実施するので、その都度、自分なりに再確認し、間違った項目や理解できなかった項目については、講義プリントでフォローしておくこと。(30分程度)
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて [成績評価方法]
 ① 定期試験の結果で評価する。
    但し、出席状況については、総合評価の中で加味する。
 ② 出席が2/3に満たない場合は、単位認定しない。

[試験方法]
 毎回の演習問題から出題し、筆記試験として行う。
 筆記試験は、電卓のみ持込み可で、その他は不可で行う。
教科書等  講義毎にプリントを配布する。
(※学内限定となります。)