科目名 教育制度・経営論(Educational System and Educational Administration)
担当教員 滝沢 利直
単位数 2
授業区分 学部_必修(資格課程) 講義
年次配当 1
開講年度学期 2018年度 後期
授業概要・学習成果との関連    教育は学校のみで行われるのではない。また、一定の期間受ければよい、というものでもない。現代人は、生涯にわたって学習する必要が高まっている。社会の変化や価値観も変化している。したがって、教育にもいろいろな種類や形態が存在している。
 そこでまず、教育にはどのような種類のものがあるかを考察する。また教育制度の変遷を辿りながら、現代教育の特質を考察する。その上で「公教育」としての学校教育に焦点を絞り、学校制度の構造、日本や主要国の学校教育制度・教育行財政を比較考察する。そして、それを踏まえた上で望ましい学校経営や学級経営のあり方を考察する。併せて、教員の研修の望ましい在り方についても論じる。
 さらには、主要な教育関係法規を理解することにより、「公教育」が様々な法律に規定されている側面を理解していく。
到達目標 ①公教育の意義と学校教育の意義を関連付けれられる。
②教育に関する諸法規の意味を理解し教育事象や教育問題・教育課題と関連付けて説明できる。
授業計画 1.日本の学校教育の歴史
 -特に、近代以降-
2.教育制度の構造と展開(1)
 -現代の公教育の三原理-
3.教育制度の構造と展開(2)
 -教育を受ける権利を保障しようとするときの三原理-
4.学校の経営
 -経営原理と多様な経営実践事例-
5.学年・学級の経営
 -経営原理と多様な経営実践事例-
6.社会変動の中の学校
 -地方分権化、国際化、少子化-
7.生涯学習社会における学校
 -地域・学校・家庭の連携- 
8.教育法規(1)
 -憲法・教育基本法-
9.教育法規(2)
 -学校教育法・学校教育法施行規則・地方公務員法、体罰について-
10.教育行政
 -教育行政の三要素-
11.教育委員会と学校、教員の研修制度
12.学校選択制と教育バウチャ-制度
13.諸外国の教育制度-欧米を中心として-
14.諸外国の教育制度-アジアを中心として-
15.まとめと試験
履修上の注意 欠席1/3以上で、自動的に受験資格を失う。

著書、新聞、テレビ等の諸媒体に触れて、日本のみならず諸外国の教育事情とその背景に興味・関心をもつこと。
準備学習(予習,復習について) *毎回配布する資料を読んで、既習内容と関係づけて復習をすること。各回に対して、30分~40分を目安にしてください。

*各回の準備学習の具体的な内容は、「ルーブリックへのリンク」からルーブリックを参照してください。準備学習は1項目あたり30~40分の学習内容になっていますので、目安にしてください。
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 授業内試験と平常点による総合評価。
授業内試験は筆記試験である。
成績評価は、授業内試験80%、平常点20%の割合とする。

*提出されたレポートは、添削をして次回に返却します。
教科書等 文部科学省 (著), 中学校学習指導要領、東山書房、307円 +税
文部科学省 (著), 高等学校学習指導要領、東山書房、666円 +税

参考図書:下村哲夫編「教育の制度と経営―社会の中の学校―」(文教書院)1886円
*毎回資料を配布する。
(※学内限定となります。)