科目名 感覚行動システム工学特論(Advanced Lecture on System Engineering of Human Sensation and Motion)
担当教員 久米 祐一郎
単位数 2
授業区分 院_選択 講義
年次配当 1
開講年度学期 2018年度 前期~後期
授業概要・学習成果との関連 【授業の目的】
 人間と一体となったシステムにおける、人間の感覚と行動について講義する。
【授業概要】
 人間は五感と呼ばれる感覚系から様々な情報を得て,中枢系でその情報を処理し,運動・行動している。近年,計算横の性能向上にともなって様々な情報を実時間で処理できるようになった。人間の感覚・行動についての情報も実時間で取り扱えるようになりつつあり,人間と計算機を一つのシステムとして構築する必要性が高まっている。このためには感覚・行動特性の解明だけではなく,人間と計算機を一体とした総合特性を理解するとともにその実装方法についての検討が必須である。
 本科目では人間の感覚,特に視覚と力覚・触覚の特性,運動系の特性,それらの感覚間の相互作用,感覚系への情報提示方法,運動・行動系の計測や計算機への入力方法,感覚・行動情報の変換や計算機処理方法,システムとしての総合的な評価方法について系統的に論じる。
到達目標 ・人間の感覚、特に視覚と体性感覚の機序について説明できる。
・人間の視覚と体性感覚の相互作用について説明できる。
・人間の運動情報を計算機に取り込む方法について説明できる。
・人間の感覚や運動情報を利用したシステムの構築・評価方法について説明できる。
授業計画 1.ガイダンス
2.人間の体性感覚とインタフェースへの応用
3.体性感覚の仕組み
4.触覚情報提示
5.力覚情報提示
6.自己運動感覚
7.多感覚の相互作用
8.人間の運動・行動の計測
9.人間の感覚情報の計算機における処理
10.マルチモーダルディスプレイ
11.マルチモーダルインタフェース
12.バーチャルリアリティシステム
13.3次元バーチャル空間内の作業特性
14.応用システム
15.まとめ
履修上の注意 視覚についての基本知識を前提とするので、学部や前期課程の授業内容について復習しておくこと。授業で使用する資料は、英文の科学技術文献を使用する。
準備学習(予習,復習について) 各回の内容は明示されているので、その分野について雑誌やインターネット等で概略について2時間程度、調べておくこと。

新しい話題を扱うため、毎回の授業の後に、インターネット等で調べて復習とともに、理解を深めること。
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 【成績評価方法】
総点を100点として評価する。
特定の項目について文献調査を主とする課題を課して、その発表内容により評価する。
発表内容 80点
質疑や議論内容 20点

【課題に対するフィードバック】
発表時にコメントを返す。
教科書等 必要に応じてプリントを配布する。
(※学内限定となります。)