科目名 色彩情報処理特論(Advanced Lecture on Color Information Processing)
担当教員 東 吉彦
単位数 2
授業区分 院_選択 講義
年次配当 1
開講年度学期 2018年度 前期~後期
授業概要・学習成果との関連 画像エレクトロニクスの発展とともに、画像入力デバイス(ディジタルカメラ、スキャナー)、画像表示デバイス(液晶ディスプレイ、電気泳動ディスプレイ)、画像出力デバイス(インクジェットプリンタ、電子写真プリンタ、印刷)の色再現能力は進化を続けている。
 また、LED照明の普及、有機EL・無機EL照明などの新しい照明デバイスの登場により、シーンや被写体の色再現環境も変化し、複雑化してきている。
 こうした状況をふまえ、色の再現に関わるデバイスや環境の管理・コントロールのための高度な色彩情報処理について、人間工学的評価も含めて総合的に解説する。
到達目標 ・画像入力、画像表示、画像出力各デバイスのそれぞれの基本的な色再現特性について説明できる
・画像入力、画像表示、画像出力各デバイスのそれぞれのカラーマネージメントの方法について説明できる
・色再現の目標にしたがって、シーンや被写体の色彩データから複製物の色彩データへ変換する方法について説明できる
授業計画 1. 視覚系の色覚構造と色覚特性
2. 画像入力デバイスの色分解特性の設計とルーター条件、およびその性能評価の方法
3. スキャナーの色信号処理と階調・色再現特性の評価方法
4. ディジタルカメラの色信号処理と階調・色再現特性の評価方法
5. 画像表示デバイスの階調・色再現特性の評価
6. 液晶ディスプレイの色表示機構、階調・色再現特性とキャリブレーション
7. インクジェットプリンタの像形成機構と階調・色再現特性
8. 電子写真の像形成と階調・色再現特性
9. 印刷の像形成と階調・色再現特性
10.標準カラーチャートによる出力デバイスのキャリブレーションと精度の評価方法
11.ハーフトーンによる色再現モデルと色予測性能
12.Huntの色再現の目標とメディア間の色再現への応用
13.異なるメディア間の色再現とカラーマネージメント
14.ソフトプルーフのための色彩情報処理と人間工学的評価
15.照明環境と色順応、色再現への色の見えモデルの適用
履修上の注意 特になし
準備学習(予習,復習について) 授業計画をもとに、次回の授業内容に関係するキーワードについて事前に調べておくとともに、授業後は、配布された教材プリントをもとに授業の内容を復習しておくこと。
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 【成績評価方法】
全体を100点で評価する。
授業中に出されたテーマ課題に対するプレゼンテーションの評価とレポート課題の提出による
プレゼンテーション:50点
レポート課題:50点

【課題に対するフィードバック】
プレゼンテーションについては、終了後にコメントする。
レポート課題については、メールでコメントを返す。
教科書等 特になし、適宜教材プリントを配布
(※学内限定となります。)