科目名 無機機能材料特論II(Advanced Lecture on Inorganic Materials Science II)
担当教員 大嶋 正人
単位数 2
授業区分 院_選択 講義
年次配当 1
開講年度学期 2018年度 前期~後期
授業概要・学習成果との関連 精密に設計された遷移金属クラスター錯体や有機遷移金属錯体のような機能性分子の上では有機化合物や小分子のさまざまな高選択的反応が進行する。最近の研究の中から実例を挙げて,反応機構や選択性の発現の原理について考察する。
到達目標 反応の選択性とその分類について説明ができる。
選択性が発現する原理について理解し、説明ができる。
反応機構の検証方法を説明できる。
授業計画 1. 遷移金属化合物がかかわる高選択的反応
2. 官能基選択性の高い反応
3. 位置選択性、形状選択性の高い反応
4. 不斉合成、ジアステレオ選択性の高い反応
5. 選択的な反応と特異的な反応
6. 選択性発現の原理: 速度論的選択
7. 選択性発現の原理: 熱力学的選択
8. 反応の制御: 電荷制御
9. 反応の制御: 軌道制御
10. 反応機構の検証方法、中間体の予測
11. 中間体の単離または別途合成
12. 同位体を利用した速度論的検証
13. 測定機器を活用した反応の追跡
14. 反応機構の検証方法: 分子軌道計算による検証
15. 総括
履修上の注意 論理的思考、討論を進める方法などに関して注意すべき点は日常の討論の中で指摘する。学部、修士課程における履修内容をあらかじめ確認しておく。参考文献、資料には英語で書かれたものも多いので、それらを読みこなす程度の英語力は必要である。
準備学習(予習,復習について) 論点に即した討論ができるよう、あらかじめ議論の進め方を考えておく。また、討論の後はその内容を整理し、討論を継続するべきもの、論点が変わってきたものなどは次回以降の討論に備えておく。
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 専門知識(50点)、実験技術など(30点)、研究に取り組む姿勢など(20点)
教科書等 なし
(※学内限定となります。)