科目名 工業化学特別研究B(Thesis for Ph.D Degree in Engineering B)
担当教員 比江島 俊浩高橋 圭子岡野 光俊平岡 一幸山田 勝実南部 典稔八代 盛夫大嶋 正人松本 里香
単位数 4
授業区分 院_必修 演習
年次配当 1
開講年度学期 2018年度 前期~後期
授業概要・学習成果との関連 2つの専門分野のいずれかを選択させ,担当教授指導のもとで研究を行う。指導内容は下記のとおりである。 
到達目標 各分野の背景や最新動向を話題として提供でき,その話題を科学的に議論ができる能力を有することが目標である。この科目については,必修科目として単位認定を行うが,学位論文の審査にあたっては,研究成果を学術論文として権威ある学会誌に発表させ,最終試験を課す。研究成果を学術論文として発表できる。 
授業計画 1.環境エネルギー化学分野
・機能性セラミックス材料とくに導電性セラミックスの薄膜および粉体を研究の主テーマとして,微構造 と物性の関連を検討する。さらに,新規なプロセス技術を用いた微構造制御による電導性向上の可能性と限界を探る。
・機能材料の分子間力の関連性,及びその評価法の確立に重点を置き,分子構造のみならず秩序性をもつ凝集構造がいかに物性に影響するかを検討する。特にサーモトロピック液晶、リオトロピック液晶、ゲルなど複雑流体・ソフトマテリアルにつき,その構造と物性の研究を通して分子間力の物性への寄与を検討し,さらに新素材開発の可能性を探る。
2.有機材料化学分野 
・生体の行っている物質変換や情報処理は、工学的な視点からも洗練されたシステムである。その原理を模倣し、環境負荷を最小限にする物質生産方法や触媒系の確立を図るための研究を展開する。
・分子構造と物性あるいは機能との相関を主テーマとし、モデル化合物の計算機シミュレーションに基づいた分子設計、合成、構造解析を行い、その物性・機能を評価する。フィードバックを繰り返し、分子設計の可能性およびその限界を探る。
・分子生物学の最新成果に基づく酵素反応,抗原-抗体反応など生体分子間あるいは細胞間の分子認識や相互作用及びそれらの反応モデルに関して研究を展開する。

高度な研究内容に即した倫理観を涵養するために,新しい技術や化学物質を作り出す際の安全性の確保や環境への配慮,得られた実験データや情報の正しい取り扱いに関して,その重要性を説明する。
履修上の注意 特になし
準備学習(予習,復習について) 特になし
成績評価方法,試験方法及び課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて 毎日の研究活動、研究計画立案、考察、議論、まとめや発表、などあらゆる研究遂行上の活動が評価の対象となる。 
教科書等 特になし。学術論文、学会誌、専門書、参考書などあらゆる情報が用いられる。
(※学内限定となります。)