教員紹介 映像学科
西村 安弘 教授

- 専門分野
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- 映画理論
- 映画史
- 担当科目
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- 映像学概論A
- 映像メディア史A
- 映像メディア史B
- 映像表現演習A
- 映像表現演習B
- 文献研究
- 演劇・芸能論
- 卒業研究
プロフィール
1962 年東京巣鴨の生まれ。誕生日は三島由紀夫と同じ。中学時代は柔道部所属の体育会系でした。澁澤龍彦も通った高校に入った頃から、フィルムセンターと接近遭遇。日本のヌーヴェル・ヴァーグを志し、日本大学芸術学部映画学科で理論・評論を専攻。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(演劇)専攻修士課程修了後、川崎市市民ミュージアムで映画担当学芸職員(嘱託)として勤務。映画理論とイタリア映画史が専門で、訳書に『アントニオーニ存在の証明』(フィルム・アート社)、著書に『フェリーニを読む』(共著・フィルムアート社)など。漫画の収集家としては、平凡な数ながら、約3,000 冊の蔵書があります。
高山 隆一 教授

- 専門分野
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- 映画史
- 映画理論
- 映画制作
- 担当科目
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- 映像鑑賞批評
- 映画演習A
- 映画演習B
- 卒業研究
プロフィール
過去の名作としての日本映画ではなく、不調と言われている現在の日本映画を観続けています。面白くないと言われている日本映画。しかし、きちんと観ている人は少ないはず。イメージとしてではなく、実際に目で確かめから語る姿勢を持ちたいと思っています。今でしか語れない日本映画もあるはずです。小津、黒澤以外の日本映画を語りたいと考えています。もう一つの研究課題としては映画教育の方法論。映画学校のカリキュラムや教材について、外国の映画製作の入門書、他芸術の教育方法との比較を少しづつ調べ始めています。教師志望であった自分をしては映画を如何に教えるかという点に大変興味があります。1963年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業、同大学院芸術学修士課程修了。
李 容旭 教授

- 専門分野
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- 映像制作
- 映像理論
- 担当科目
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- CG演習
- 映像アート論
- 映像情報演習A
- 映像情報演習B
- プログラミング演習
- 卒業研究
プロフィール
韓国烏山生まれ。小学校から大学までは港町、釜山ですごしました。大学時代は新聞社において先輩らにビシビシと鍛えられました。90年来日、CGプロダクションにて映像制作に関わってきました。97年大学院における勉学とともにフリーとなりCG制作や大学、専門学校、芸術高校などで教育に関わりました。大学院時代には実験系の映像に出会い、映像表現の奥深さや素晴らしさに大きな感動を覚えました。創造性とイマジネーションの総体としての映像表現のすばらしさを全身で感応して行きたいと思っております。創造性の観点から映像表現の新時代を切り開いた作家、作品、著書の収集や整理に力を入れておりますが最近は、現代アートの現場にて作品の展示、他分野との協同によるイベントなどが多くなっております。映像アート時代の到来ですね。あらゆるテクノロジーを駆使して新しい映像アートの世界を切り開いていきませんか? 日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程芸術学専攻修了。
名手 久貴 教授

- 専門分野
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- 立体映像観察に関連する視機能研究
- 立体映像制作
- 担当科目
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- テレビ演習A
- テレビ演習B
- 情報処理演習A
- 情報処理演習B
- 卒業研究
- 視覚メディア論
- 社会統計論
プロフィール
和歌山市で生まれ,大学院修了まで関西に住んでいました。大学院修了後,通信・放送機構(TAO)高度三次元動画像遠隔表示プロジェクトにて研究を続けるために東京に越してきました。大学院では,人間に立体情報として利用される運動視差や網膜像の拡大情報について研究していました。TAOでは、超多眼立体像という特殊な立体像(単眼内に複数の画像が入射されるほど高密度表示された視差画像)を観察する時の視機能についてや、空中像,拡散像,マクスウエル視像観察時の視機能について研究していました。現在も、立体映像と人間の立体視機能から離れられずにいます。関西大学社会学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究課博士後期課程修了。
矢島 仁 准教授

- 専門分野
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- 映画技術(撮影)
- フィルム編集
- 担当科目
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- 撮影照明技術
- 知性と感性を学ぶ
- 写真工房
- 卒業研究
- 映画演習A
- 映画演習B
プロフィール
父は自営で写真の現像所を営み、母は薬局を経営という環境で、小学生ともなれば写真の現像は自分でやりました。中学時代に動く写真に興味を持ち、一方では植物や昆虫など生き物の大好きな少年でした。高校一年の時に観た『ノミはなぜはねる』(桜映画社)に大きく影響を受け、自分の仕事は科学映画だ、と決めて短大で映画を勉強しましたが、結局映画の仕事にはつけず、航空写真測量の会社に入りました。そこでコンピュータ・プログラマーをしていたとき、突然転職して大学の教職についたのです。最近の映像作品は『ギフチョウと生きる郷』(35mm映画、24分)。ギフチョウの研究史上はじめて撮影に成功した幼虫の吐糸行動が含まれ、研究者から注目を集めています。2001年8月18日<すかがわ国際短編映画祭>において一般公開。1958年東京都足立区生まれ。
丁 智恵 准教授

- 専門分野
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- テレビ制作
- 担当科目
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- 放送メディア演習
- テレビ演習A
- テレビ演習B
- テレビ制作論Ⅰ
- 放送史Ⅰ
- 放送史Ⅱ
- 卒業研究
プロフィール
兵庫県生まれ。大学までは関西在住で、学部時代に韓国に留学。ドキュメンタリー制作に関わり、映像制作の面白さを知りました。大学院ではNHKや民放のテレビ・アーカイブを活用した研究プロジェクトに参加し、テレビ・アーカイブ研究、テレビ制作者研究、そしてテレビ史から眺めるアジアというテーマで研究を進めてきました。新しい時代における放送のあり方や番組制作について、一緒に考えていきましょう。
京都大学総合人間学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。
景山 貴史 助教

- 専門分野
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- 映画制作
- 担当科目
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- 映画基礎演習
- コンテンツ・プロデュース論
- 映画演習A
- 映画演習B
- 情報システム
- 卒業研究
プロフィール
岡山県生まれ三重県育ち。大学在学中に8ミリフィルムを使って映画を撮りはじめ、卒業後はニューヨークに留学し16ミリフィルムでの短編映画制作などを経験しました。帰国後は大学院に進学し、デジタルシネマについて学びながら何本かの映画を制作してきました。映像に限らず広く「物語」というものに興味があり、それを総合芸術と呼ばれる「映画」の形にどう落とし込んでいくか、ということを追求し続けたいと考えています。早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士後期課程満期退学。
ジャン ウェン 助教
- 専門分野
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- 担当科目
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- 身体基礎
- 身体表現演習A
- 身体表現演習B
- 身体映像論I
プロフィール
大学時代に演劇祭に参加したことで、地元のテレビ局にスカウトされたのが俳優活動の始まりでした。当時カメラの前で自分の歩き方が呆れるほど嘘っぽく見苦しいことに驚き、同時にカメラの誠実さに感銘されました。それがきっかけになって、映画俳優を目指して北京電影学院に入学しました。2004年の映画デビュー作「単騎千里を走る」でとことんリアリズムの演技を追求したが、やがて映画的演技は断片(虚構)の中の真実だということに気付きました。2007年来日後、演劇、映画、写真などの様々なメディアで「演じる」行為を実践しながら、映画における身体の独自のあり方を模索し続けました。2016年から自ら舞台と映画の演出に手を付け、制作側の立場からも映画的演技を考察しはじめました。2018年から東京芸術大学大学院映像研究科に入学し、映画において物語に回収できないノイズとしての「詩的身体」をテーマに扱い、独自の制作法で映画を作りながら、映画演技の研究をし続けてきました。
二羽 恵太 助教
- 専門分野
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- 担当科目
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- 映像基礎A
- 映像情報演習A
- 映像情報演習B
- 情報通信ネットワーク
プロフィール
石川県生まれ。学生時代から九州を拠点に、映画やミュージックビデオ、プロモーションビデオ、モーショングラフィックスなど様々な映像を制作してきました。大学院ではビッグデータから有益な情報を抽出するデータマイニングを利用して、既存の映像作品の評価要因を分析し、その結果を適用した映像を制作するという研究を進めてきました。今後は映像分野を含め、絶えず変化する世の中に柔軟に対応できるよう心がけていきたいと思います。九州大学芸術工学部卒業、同大学大学院芸術工学府博士後期課程修了。
学科非常勤講師一覧
池野 拓哉/奥村 賢/久米 祐一郎/近藤 剛/斉藤 真澄/佐藤 博昭/佐藤 昌枝/
細沼 孝之/まなべ ゆきこ/森川 治/森田 のり子/山川 直人/吉田 悦子/他
(敬称略・五十音順)