工学部長からのメッセージ
IoTやAIが浸透し、あらゆる業種と業界が連携したこれからの社会を見据え、学科制からコース制へ生まれ変わった東京工芸大学工学部では、「機械」「電気電子」「情報」「化学・材料」「建築」の5コース全ての学生が情報基礎を学びます。
学修環境は、カリキュラムアドバイザーのサポートのもと、コースを越えた履修や2年次への進級の際にコース変更が可能である学際的かつフレキシブルな体系へ進化しました。専門的な知識はもちろん情報化社会に対応した創造力、そして自主性と柔軟性を育むフィールドは、学生の将来の可能性を大きく広げることになるでしょう。
また、工学部にいながら「写真演習」「デザイン演習」を学べるのは、写真教育をルーツに持ち、芸術学部を併設する本学ならではの強みです。
就職力に定評のある本学工学部ですが、私たちの改革と歴史が、‶表現力や描写力の素養のあるエンジニアをより多く未来に送り出すことを約束します。
工学部長 佐藤利文 教授

コース紹介
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総合工学系
一人一台のロボットを作りその機能を高めていくことで多面的な能力を身につける
モノづくりの基礎となるメカ・回路・プログラミングを、ロボットという具体的なモノを通して学ぶことができます。個人やグループでロボットを製作する授業が毎年配置されており、年次に従って、課題となるロボットもレベルアップ。コンテスト形式で技術の習得を目指します。
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総合工学系
現代社会に必要不可欠な技術エレクトロニクスを学び未来社会で貢献する能力を身につける
全ての産業の根幹であるエレクトロニクスを学び、未来を体感できます。最大の特徴は実験・演習にあり、回路製作やコンピュータを使ったモーターや表示装置の制御、材料の特性測定など、興味深い内容が目白押しです。少人数指導で、安心して学びに挑戦できます。
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総合工学系
コンピュータの基礎から最先端の人工知能までを学び将来の選択肢を広げる
コンピュータを自由自在に操り、社会問題を解決できる能力を身につけます。コンピュータの基礎・専門知識の獲得にとどまらず、その知識と技能を活かして、様々な分野へ挑戦していける広い視野と応用力も養います。実習科目に加え、多彩な講義を用意しています。
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総合工学系
化学反応を取り扱う知識・技術を身につけ、あらゆる産業、先端材料・応用化学分野で活かす
産業界のあらゆる分野で活躍可能な、材料化学や次世代エネルギー源を扱う化学、分析化学などを学び、研究することができます。エネルギー化学分野や最新の材料を扱う先端材料化学に注力しているのも特徴で、環境や先端材料の分野でも活躍できる人材を育成します。
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建築学系
学生一人ひとりの興味に応じた専門分野を学び社会で求められる建築のプロを目指す
少人数制の設計製図演習、充実した実験設備、そして教員と学生の距離の近さが最大の魅力。建築関連の基礎知識に加え、得意分野に合った専門知識を学ぶことで、建築の専門家を目指します。「建築」「構造」「環境」の3分野のデザインをバランスよく習得できる点も特徴です。
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学修支援センター
知的カフェ、開いてます。
「授業についていけない」そんな時には学修支援センターへ。教育経験豊富な先生や先輩方がマンツーマンで直接指導。
大学入学以前の学習が足りなかったり、自分の理解が追いつかなかったり、大学の授業についていけないと感じた時には学修支援センターへ相談に来てください。数学や物理、化学、英語といった基礎科目を中心に、経験豊富な先生や上級生・大学院生が指導します。また学習の内容だけではなく、工学の基礎を学ぶ上で皆さんが感じる、あらゆる質問や相談にも対応いたします。