研究室紹介 電子機械学科

レーザ制御研究室

不思議な光、無限の可能性を秘めたレーザによる、輝く未来のための分析技術

いつも5~6人ぐらいの学部生と3~4人の大学院生と共に、日々奮闘しています。学生と教員が一体となってゼミや実験に取り組む中で、学生は日々大きく成長を遂げます。教員も学生からたくさんのことを学んでいます。我が研究室ではいろいろなレーザを使用しています。今、20台近くのレーザが稼動しています。学生たちと一緒になって作った周波数安定化レーザの周波数安定度は数十億分の一。このレーザで時計を作ると、300万年に1秒しか狂わないものとなります。
二酸化炭素やメタンガスなどの地球温暖化ガスの計測装置の開発も行っています。これは、地球環境を守るための研究で、これからますます重要な研究になると思います。また、新しい機能性材料を作成するためのプラズマを診断する"レーザプラズマ診断"にも挑戦しています。教員と学生の間に垣根が全くない研究室です。

マイクロ波研究室

出す電波、出てしまう電波をコントロールする

無線情報通信機器の発達に伴い、空間中には多くの電磁波が飛び交っています。この電磁波は、使っている人にとっては必要不可欠なものであっても、それ以外の人にとっては不要物でしかなく、さらに混線・機器の誤動作を招いてしまう厄介なものでもあります。すなわち、"電磁波環境"は悪化の一途をたどり、心臓のペースメーカの誤動作等、人命に影響を及ぼす可能性まで出てきています。しかしながら、無線通信は、現代社会においては、なくてはならないシステムであることは、間違いありません。
当研究室では、このような電磁波を正しく取り扱うために、高機能な携帯機器内蔵用のアンテナのほか、電磁波環境対策用の電磁波吸収体の研究開発を行っています。

半導体エレクトロニクス研究室

半導体はエレクトロニクスと、いろいろな夢をつなぎます。

半導体の使い方で誰でも知っているのがコンピューターのCPUです。そのほかに太陽電池や光センサーなどもあり、ナノサイズの半導体を使ったDNAの検知なども研究が進んでいます。
いろいろな用途がある半導体ですが、このところCPUなどの集積回路の特性向上を阻む多くの問題が出てきています。私たちは今まで用いられてこなかった材料や誰も考えなかった手法を使って、この問題に取り組むとともに、太陽電池の効率向上を目指して研究に取り組んでいます。

ロボットビジョン研究室

ロボットの可能性を無限に拡げる「ロボットビジョン」

人間は感覚器(視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚)の情報を基に様々な知能的行動を実現しますが、実はその80%以上が視覚からの情報に頼っていると言われています。現在、世界では様々なロボットが登場してきていますが、人間のような視覚機能を獲得しているロボットはほとんどありません。つまり、ロボットが目隠しをして動いているようなものです。ロボットに知能的な行動をさせるためには、目(カメラ)より入力される画像から周囲の情報を瞬時に読み取り、状況を判断することが重要です。ロボットが実環境で行動するためのビジョンシステムの構築を目指した研究、それがロボットビジョン研究室のメインテーマです。

ウェアラブルロボット研究室

脳から学んだ知識をロボットに当てはめよう !

野球選手がボールを受け取る、音楽家がバイオリンを弾く時など、日常生活の様々な作業において、このような環境との相互作用は脳が腕の粘弾性を巧みに制御するから可能になります。人間中心ロボット研究室では脳波や筋電信号など様々な生体信号を処理し、ロボットを制御する手法を研究しています。最近の映画アイアンマンのように人間のパワーを上げるスーツや電動義手などを作りたいです。

電波システム工学研究室

電波システムの可能性を拓き,未来社会に役立てる!

越地研究室では,電波・光を含む「電磁波」をキーワードに,学生ひとり1テーマに取り組んでもらい,学生の主体性を尊重しながら,研究状況や課題を共有し,一緒に考え,議論していくスタイルで研究を進めています。
電磁波を応用する分野は,電波・光通信やマイクロ波・ミリ波回路をはじめとする通信分野から,電磁波を電力伝送に利用するワイヤレスエネルギー伝送,レーダなどのセンシング応用まで幅広く展開することができます。だからこそ,学生の主体性を尊重し,学生が「おもしろい」,「興味がある」,「やってみたい」と思う好奇心をエンジンに,研究に取り組んでもらい,アイデアや向上心をかたちにしてほしいと思っています。そのために,学生と自由に議論できる環境,雰囲気を大切にし,わたくし自身の民間企業での研究・開発の経験も盛り込みながら,毎日,学生とともに研究に取り組んでいます。

量子情報科学研究室

ランダムな挙動の中から自然界の不思議な真の姿をみつけよう!

この研究室では、「"量子"って不思議」をモットーに、量子科学現象について勉強しています。"量子"を扱うミクロの世界は、私たちの当たり前が通用しない摩訶不思議に満ちています。しかし、量子コンピュータに代表されるような現代科学は、そんな摩訶不思議な"量子"でさえも、人間が自在に操ることを可能にしています。それはまさに、かの高名なSF作家アーサー・C・クラークのいう「高度に発達した科学技術は、魔術と見分けがつかない」という科学技術のレベルに人類が到達したことを物語っているのかもしれません。もし、そんな"量子"の不思議に興味のある人がいたら、ここでの勉強を通じて一緒に"量子"を体験してみませんか!

人工生命研究室

電子機械技術で人工生命を世に放つ。

どのようにすれば、ロボットは命令されたことだけをするのではなくて、自発的に振る舞うようになるでしょうか。当研究室では、身体を持った人工生命を構築することを目指し、生物の自発性と、それのロボットでの実現法を探ります。
対話型進化計算によってシステムの持つ非線形ダイナミクスを進化させる研究や、iPhoneアプリ、フィジカルコンピューティングを用いて、人間とインタラクションするシステムの研究など、様々な分野を横断する研究を行います。

知能ロボットシステム研究室

自ら学び賢くなるロボットで安全安心社会に貢献する。

我々の社会・生活を豊かにするロボットには、自ら賢くなる機能が必要であり、「手のかからないロボット」の開発が重要です。そこで、知能ロボットシステム研究室では、ロボットのための学習メカニズムやロボット同士による学習した知識の活用などの基礎的研究、また遠隔操作ロボットの半自律化など社会に役立つ知能ロボットの研究開発を行っています。

薄膜デバイス研究室

見えるようで見えない機能性薄膜の不思議な世界へ

小型・軽量、高性能でかつ省電力・低コストな電子機器を提供する!そんな夢を実現するため私達の研究室では機能性薄膜の研究を行っています。髪の毛の1000分の1ほどの厚さしかない薄膜ですが、私達の身の回りにはデジカメやスマホ、パソコン、テレビ、車、ロボット等多くの機能性薄膜の技術を用いた製品で溢れています。それらの電子機器、特に有機ELディスプレイや光触媒による汚れないガラス、太陽電池で使われる薄膜の機能や特性改善を実現するための薄膜作製技術の研究に取り組んでいます。薄膜技術は明日の日本の物作り社会を支える基盤となる技術です。見えるようで見えない、見えないようで見える不思議な機能性薄膜を体験しましょう。

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