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2017.9.15

「私にもチャレンジできる?」写真学科のAO入試とポートフォリオ制作

大学入試情報

様々な入試方法が用意されている東京工芸大学。今回はその中でも、写真学科のAO入試とその課題であるポートフォリオに注目してみました。

AO入試とは

東京工芸大学芸術学部のAO入試(Ⅰ期・Ⅱ期)は課題・面接によって選考されます。また、出願書類のひとつであるエントリーシートには出願学科の志望理由や入学後の抱負を記述しますが、それに加えて2017年度AO入試を例にとると「自画像を添えた自己紹介」(マンガ学科)や「『遊び』について自分の考えを述べる」(ゲーム学科)など、学科ごとのテーマに沿った表現が求められてます。写真学科の場合は、「写真と自分」について400字程度で記述し、残りのスペースは自由に使って表現することになります。

「課題」の内容も、出願する学科によってそれぞれ異なります。
写真学科では「ポートフォリオ」と呼ばれる、自分がこれまでに撮影してきた写真をまとめた作品集を制作し提出します。ポートフォリオはプロの写真家やアーティスト、モデルなどが自分の作品や過去の仕事などをファイルして自己アピールに用いるものです。

「ポートフォリオって難しそう、趣味で写真を撮ったことがあるだけの私には無理かも…」そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。けれど、実はそんなこともないとか。今回は、6月に行われた写真学科の「AO入試説明会」に参加して色々とお話を伺いました。

芸術学部AO入試説明会に行ってきました。

初めに参加者全体を対象とした全体説明会が行われ、東京工芸大学と芸術学部の歴史や特色、卒業生が社会にどのように関わっているかなどの解説があった後、それぞれの学科ごとに別々の教室に分かれて学科説明とAO入試説明が行なわれました。

写真学科では、肖像写真研究室の上田耕一郎准教授から学科のポリシーや4年間の学びのプロセスの説明の後、写真学科のAO入試「課題」である「ポートフォリオの作り方」についても丁寧に説明していただきました。

ポートフォリオ制作にチャレンジ!

説明会の会場では、過去に合格した学生の作品も並べてあり、休憩時間には訪れた高校生が熱心に眺めていました。プロ顔負けの写真があったり、日常を切り取ったような写真があったり、写真の雰囲気もレイアウトも様々です。

例えば「ポートフォリオを作るにあたって、必ずしもすぐに撮影に出かける必要はありません。まずは自分の撮ってきた写真を見返すといいですよ」と上田准教授。印刷したものだけでなく、パソコンやスマートフォンに入っている写真をあらためて見返すと「そういえば、猫の写真が多いな」とか「私は友達の笑顔の瞬間を撮るのが好きなんだ!」など意識してこなかった自分の写真の傾向がわかる事があるそうです。

そこでテーマを「笑顔」に決めて、あらためて「友人をモデルに撮影に行こう」と計画をしてもいいですし、今までの写真でポートフォリオを作り始めてしまってもいいそうです。そういったプロセスは単純に入試に合格するためだけでなく、「こんなカメラマンになりたいな」という自分の将来の第一歩のためにもなりそうでワクワクしますね。

個別相談会を活用しよう

ポートフォリオを作ってみて「これで本当に大丈夫かな?」と不安に思う人もいるでしょう。そういった場合は、ポートフォリオをオープンキャンパス等で行われる個別相談会に持って行き、写真学科の先生にみてもらう事も可能です。ポートフォリオがもっと素敵になる方法を聞いたり、「いい写真だね。」と背中を押してもらった経験のある写真学科の在学生もいます。大学の先生に自分の作品をみてもらえる機会、ぜひ活用したいですね。

「やる気」をみます

プロ顔負けのカメラやレンズを使って格好いい写真を提出する受験生もいます。一方で、スマートフォンのカメラで撮っているうちに写真に魅せられたという人でもAO入試で受験する事は可能です。

ポートフォリオの審査では、受験生の技術や表現だけでなく「やる気」を重要視します。いくら上手に撮れている写真でも、扱い方(切り方など)が雑だったり、ビリっと破ったテープで乱暴に貼りつけてあるような作品は(デザイン上意図されたもの以外)評価されません。ポートフォリオをみる人を意識し、丁寧に、でも楽しんでポートフォリオ作りにチャレンジしてみましょう。ホームページには説明会と同内容の「ポートフォリオの作り方」というページがあります。具体的な制作方法はそちらをご確認くださいね。

写真学科

実践的な教育が写真に関わる全ての仕事で通用する真のプロを育てる。

1923年創立の「小西写真専門学校」をルーツとする本学科は、日本で最も長い歴史と伝統を誇る写真教育機関です。90年以上の歴史の中で培われた教育ノウハウは、他校の追随を許しません。写真技術だけでなく芸術分野の専門科目を学ぶことで総合力を習得。写真に関わるあらゆる領域で活躍できる真のプロフェッショナルを育てます。