研究

2018.1.28

人とモノと空間の「関係」を考える

芸術学部 デザイン学科
空間デザイン研究室 杉下哲教授

空間デザインは『関係づける力』が重要

空間デザインの対象は広く、商業店舗・展示施設・住宅などの内部空間から公園・広場・道路といった外部空間に至る空間、それらに置かれる家具や照明、雑貨など様々にあります。
「人が居て、モノがあって、空間がある。そこに流れる時間がある。それらをいかに関係づけるかが重要です。デザインする対象が何であっても『関係づける力』が確かであれば良い作品は生まれます」と杉下教授は語ります。

スクロウェイブスプリング(※)の形状、素材特性等を活かしたデザイン研究  ※従来のコイルスプリングの機能・性能を維持しつつ、省スペース・軽量化した新たなスプリング形状

自分なりの正解をデザインする

学生たちはそれぞれが自分の志向性を見つけ、作品の制作を行っています。「研究室としては3年次を大切にしています。計画や設計の専門的な知識とともに、実社会で使われているCADなどの技術を身につけることによって、自分がやりたいテーマを発見してもらいます。既に決まっている学生は更に考えを深めます。その先に4年次があります。演習では、内外空間を対象に様々なテーマで行いますが、企業や自治体との産学連携やコンペなどを積極的に取り入れています。特にコンペは、参加することによって実力が磨かれ、実績が残ります。学生には常に『自分の正解を作りなさい』と言っています。自分自身で深く考え、自分なりの正解をデザインした作品の中には驚くほど優れたものがあります。それに出合えた時が、研究室としても私自身にとっても醍醐味です」 と杉下教授。この研究室で鍛えられた学生たちは、大手の商業店舗デザイン会社等に就職するなど、高い就職率を誇っています。

デザイン学科

幅広い学びから自分の専門を極め、一生走り続けられるデザイナーになる。

建物などの生活空間や工業製品、ポスター、雑誌、Webなど、私たちの暮らしは様々なデザインで彩られています。幅広い領域の中から自分の可能性に気づくために、本学科では1・2年次に一通りのジャンルを学び、その上で自分の専門に進めるカリキュラムを用意。現役クリエイターとして実績のある教員が、生涯にわたり活躍できる実践力を鍛えます。