研究

2018.2.26

急激な勢いで発展を続けるデジタルゲームの技術や手法を研究

芸術学部 ゲーム学科 ゲーム工学研究室
今給黎隆(いまぎれ たかし)准教授

猛烈な勢いで発展を続けるデジタルゲーム

ゲームというのは実に奥が深い。囲碁や将棋の世界ではAI(人工知能)を使ったコンピュータに人間が対戦してもコンピュータが勝ってしまう。もはや人間が勝つことは絶対に不可能。14才で将棋の公式戦29連勝を果たして有名になった藤井聡太四段はコンピュータの棋譜を勉強していると言われています。ゲームで使われている技術は常に進化しています。また、技術そのものだけではなく、その作られ方も絶えず進化しています。ゲーム工学研究室ではコンピュータグラフィックスなどのゲーム技術や、ゲームの開発手法についての研究を行っています。猛烈な勢いで発展を続けるデジタルゲーム。その中で一歩でも先を走れるように頑張っています。将来的にもAIも絡めて現実と区別が出来ない世界を作る研究を行っていきたいと思っています」と今給黎准教授。

週単位での改善活動

ゲーム工学研究室で力を入れているのは「ふりかえり」。「理想に向かって常に改善を続けていく必要があります。芸術というものを作り上げることに集中しがちですが、ひたすら作り続けたとしても、そもそもの進む方向が間違っていれば良い作品はできません。そのために週単位で改善活動を行なっています。一週間の間で自分の研究の良くなかった振る舞いを確認し、その改善策を実行するように指導しています」と今給黎准教授は語ります。

毎週のゼミで行なっているふりかえりの活動

ゲーム開発の研究とは、非常に複雑な最先端技術の集合体です。その技術は社会のあらゆる産業の中で応用されています。ゲーム工学研究室の卒業生のほとんどがゲーム業界に就職していますが、仮にゲーム業界に就職しなくても、社会の様々な分野で活躍できるだけの実力を身につけていることは間違いありません。

ゲーム学科

総合芸術としてのゲームを学び、遊びの未来をクリエイトする。

デジタルゲームは様々な要素を持っています。工学、数学、美学、文学、さらに心理学や文化人類学も重要なファクター。その全てを駆使して人を夢中にさせるものを創造するためには、ゲームを学問として学ばなければなりません。「未来の遊びを創造する」をテーマに、ゲームクリエイターの教員達が世界で通用する人材を送り出しています。