研究

2018.2.26

アニメーション制作で大切なのは「伝える力」

芸術学部 アニメーション学科 山中ゼミ
山中幸生 准教授

今は誰でも動画を撮影して世の中に発信できる時代。動くポスターなど、動画はごく自然に生活の中に受け入れられ、アニメーションも様々な場面で活用されています。山中ゼミでは、グラフィックデザインを根源にしたアニメーション表現を行っています。

大切なのは『伝える力』

「アニメーションを制作する人間にとって大切なのは『伝える力』。一人ひとりの個性を伸ばし、伝える力を磨くために個人制作を基本にしています。3年生の前期は『東京2020』をテーマに30秒のCM制作と関連グッズを課題にしています。ゼミ生たちはスポーツ・街・人・生活など様々な切り口でオリジナルの『東京2020』を表現します。後期のテーマは山中ゼミがスタートした年から『うたのアニメーション』。2011年の東日本大震災の時、津波に流された南三陸町で行われたチャリティコンサートにゼミとして参加しました。音楽をバックに制作したアニメーションを上映したのですが、その時あらためてアニメーションと音楽が持つ力を痛感しました。その時からオリジナル曲に合わせた約1分のアニメーション制作をしています。作曲をしてくれるのは音楽活動も行っている横山永之介さん。自分のイメージをいかに伝え、曲にしてもらえるか、ディレクションする能力も磨きます」と山中准教授。

卒業生は様々な企業で活躍

グラフィックデザインとアニメーションの境界がなくなり、社会の様々な分野で使われるようになっている現在、卒業生たちは映像タイトル制作会社、デザイン事務所、Web制作会社など様々な企業で活躍しています。絵の基本と動かすことの基本を熟知したゼミ生たちを企業は高く評価してくれています。

アニメーション学科

日本の4年制大学で初めて設置されたアニメーションを多角的に学べる学科。

日本アニメーションの世界への拡大、そして進化をいち早く察知し、他大学に先駆けて誕生したのが本学のアニメーション学科です。コンテンツ産業として、まだまだ拡大の可能性が期待されているアニメーション界を担う、コンテンツクリエイターの育成を行っています。アニメーターのみならず、幅広い産業界に活躍の場を広げていることも特徴です。