足跡

2019.8.5

東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2019レポート(アニメーション学科)

開催日:2019年 2月22日(金)~24日(日)
会場:東京工芸大学中野キャンパス

「メディア芸術の拠点」として、芸術学部の全学年が2019年4月から中野キャンパスへ集結しました。学生達が積み重ねた知識や技術を遺憾無く発揮する、芸術学部卒業・大学院修了制作展(以下「卒展」)がその中野キャンパスにて2月に開催された際の模様をレポートします。

当日は多くの学生・その家族・卒業生などで大いに賑わいました。最終日には卒業制作を行なった学生ほぼ全員が集まり、仲間と楽しそうに話をしたり、来場者の方へ作品について生き生きと説明をしたりしていました。その表情には、作りきったという達成感と、無事完成させることができた安堵の色も見ることができ、早春の穏やかな空気とあいまってとても晴れやかなものでした。

今回は、アニメーション学科の学生の作品を一部ご紹介します。

アニメーション学科

2号館地下1階のマイブリッジ・シアターと1階のメディアラウンジ、1階の撮影スタジオにて作品上映と論文展示が行われ、また3階アトリエ3では山中研究室の3年生主催のゼミ展「カクテル」が、4階のアトリエ6では木船・城戸研究室の3年生主催ゼミ研究発表会「ダダダダ!映画から学んだこと」も開催されました。

亡き祖父に捧げる、孫が見つめた79年間の物語

Through the Hill

アニメーション学科倉橋知也さん

2年生の時に「家族(祖父母)についてのルポルタージュ」という課題があったのですが、その制作にあたり、普段寡黙な祖父に自分の過去を話してもらい、人生を上り坂になぞらえた制作をしたのがとても印象に残ったので改めてアニメーションにしてみようと考えました。作家性を重視し過ぎたため娯楽性というところにまで気が回らなかったのが反省点ですが、観てくれた両親がとても感動してくれて嬉しかったです。
卒業後は広告制作会社にデザイナーとして就職します。今までは自分で考え自分のために制作をしてきましたが、これからはクライアントやその先にいるお客様に寄り添い、人の考えを形にできることを今からとても楽しみにしています。また、イラストなどがあまり得意ではないので、これからはそのような苦手意識も克服できればいいなと思います

アニメーション学科

日本の4年制大学で初めて設置されたアニメーションを多角的に学べる学科。

日本アニメーションの世界への拡大、そして進化をいち早く察知し、他大学に先駆けて誕生したのが本学のアニメーション学科です。コンテンツ産業として、まだまだ拡大の可能性が期待されているアニメーション界を担う、コンテンツクリエイターの育成を行っています。アニメーターのみならず、幅広い産業界に活躍の場を広げていることも特徴です。