足跡

2019.9.9

東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2019レポート(マンガ学科)

開催日:2019年 2月22日(金)~24日(日)
会場:東京工芸大学中野キャンパス

「メディア芸術の拠点」として、芸術学部の全学年が2019年4月から中野キャンパスへ集結しました。学生達が積み重ねた知識や技術を遺憾無く発揮する、芸術学部卒業・大学院修了制作展(以下「卒展」)がその中野キャンパスにて2月に開催された際の模様をレポートします。

当日は多くの学生・その家族・卒業生などで大いに賑わいました。最終日には卒業制作を行なった学生ほぼ全員が集まり、仲間と楽しそうに話をしたり、来場者の方へ作品について生き生きと説明をしたりしていました。その表情には、作りきったという達成感と、無事完成させることができた安堵の色も見ることができ、早春の穏やかな空気とあいまってとても晴れやかなものでした。

最後に、マンガ学科の学生の作品を一部ご紹介します。

マンガ学科

ポップやファンタジーなど、様々な画風や色使いのマンガでおもちゃ箱のように個性が弾けていた1号館2階。マンガ大国・日本を表すかのように、会場は溢れかえるほど多くの人で賑わっていました。会場には感想ノートも設置され、作品を読んだ来場者がメッセージを書き残せるようになっていました。

ペンで夢見る、偏見のない自由な新時代

キミと夢☆ギャル

マンガ学科今野友梨香さん

現在自分の周りに「常識」として捉えられているものが一切存在しない近未来モノ…恋愛対象も何もかもが自由な世界を描き、偏見を取り払いたいという想いを込めて描きました。その題材として、「レンタル彼氏・レンタル彼女」が流行っている現状から、平成の時代の象徴的な存在とも言えるギャルに着目し「レンタルギャル」があってもおもしろいのではないかと考えました。
この作品の構想は以前からあったので比較的早く完成させることができた一方で苦労したのは苦手なコマ割り。話の見せ方や長さなども慎重に考え、描く時のテンションを一定に保つことも心がけました。その甲斐あって、展示会場に設置した感想ノートには絵柄の可愛さやストーリーを褒めてくださるコメントが多く、来場していたマンガアプリのスタッフの方からもコメントをいただけたことが嬉しかったです。
今後は漫画に限らず、自分のやりたいことを何でも挑戦していきたいです。いずれはフリーランスで描きたい絵を描き、SNSも活用しながら発信力・発言力のある人になることが目標です。

マンガ学科

世界で注目される日本のマンガを推進する力を育成。

"マンガ"は、日本のコンテンツ産業の中心的存在で、広がりと歴史を持つキャラクター表現です。また、中学・高等学校の学習指導要領(美術)でも扱う対象とされているように、現代の視覚表現としても注目されています。本学科は、マンガをはじめキャラクター表現について、一般の美術系大学にはない専門性と実績を持ち、幅広く人材を育成しています。