研究

2017.6.16

ゲームを科学する「人は何を『おもしろい』と感じるか」

芸術学部 ゲーム学科
ゲームデザイン研究室 遠藤雅伸 教授

ゲームの神様、クリア直前で止める感覚を研究

「日本のゲームは世界の中で特異な進化を遂げています。例えば『どうぶつの森』は擬似的なスローライフを楽しむゲーム。この感覚は、敵と戦い高得点を上げるのがゲームだと思い込んでいる外国人には理解できない。また『ドラゴンクエスト』をあえて最後の手前で止める人が15%もいる。これは茶道や弓道などで言う『残心』という美意識に通じる感覚。
このようにゲームプレイヤーがどのような挙動をとるかを調査・研究し、研究成果を組み込んだ今までに無いゲームを創り出そうとしています」

常に時代の一歩先を走り、今までに無いゲームを作り続けてきた「ゲームの神様」遠藤雅伸教授は語ります。

徹底的にデータを集め分析し、新しいゲームを創作

人はどのように考え、行動するのか。何を面白いと感じるのか。

徹底的にデータを集め分析し、新しいゲームを創作。それは統計学、脳認知学、行動経済学など広い範囲の学問を活用した研究なのです。「大学でゲームを学問として学ぶのには深い意味がある。だから『止まっていては駄目。行き詰まった時こそ大学に来て研究しろ』と学生たちに言っています」と遠藤教授。

ゲーム学科

総合芸術としてのゲームを学び、遊びの未来をクリエイトする。

デジタルゲームは様々な要素を持っています。工学、数学、美学、文学、さらに心理学や文化人類学も重要なファクター。その全てを駆使して人を夢中にさせるものを創造するためには、ゲームを学問として学ばなければなりません。「未来の遊びを創造する」をテーマに、ゲームクリエイターの教員達が世界で通用する人材を送り出しています。