足跡

2019.7.22

東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2019レポート(インタラクティブメディア学科)

開催日:2019年 2月22日(金)~24日(日)
会場:東京工芸大学中野キャンパス

「メディア芸術の拠点」として、芸術学部の全学年が2019年4月から中野キャンパスへ集結しました。学生達が積み重ねた知識や技術を遺憾無く発揮する、芸術学部卒業・大学院修了制作展(以下「卒展」)がその中野キャンパスにて2月に開催された際の模様をレポートします。

当日は多くの学生・その家族・卒業生などで大いに賑わいました。最終日には卒業制作を行なった学生ほぼ全員が集まり、仲間と楽しそうに話をしたり、来場者の方へ作品について生き生きと説明をしたりしていました。その表情には、作りきったという達成感と、無事完成させることができた安堵の色も見ることができ、早春の穏やかな空気とあいまってとても晴れやかなものでした。

今回は、インタラクティブメディア学科の学生の作品を一部ご紹介します。

インタラクティブメディア学科

1号館2階・4階には、CG、サウンド、Webコンテンツやインタラクティブアートなどテクノロジーとアートを融合した様々な作品が展示されました。中でもLEDやプロジェクションなど光を効果的に用いた作品は、照明を落とした暗めの会場に展示され、来場者を別世界に誘う幻想的な空間を演出していました。

心地よい水音、生物の動き、画面をタッチするだけのシンプルな究極の癒し

オタマトープ~架空のいきものビオトープ~

インタクティブメディア学科齋藤隆洋さん

動物園や水族館が好きなので、生き物を眺めるだけではなく、触って反応を楽しむ作品にしたいと考え、制作しました。オタマジャクシのような架空の生き物「オタマ」がビオトープの中で泳いでいる様子をイメージしています。画面をタッチするとエサが現れ、オタマたちがパクッと食べます。画面から聞こえる泡の弾けるポコポコという音は自分の唇から発した音を加工したものなんですよ。オタマの大きさによって音の高低を変化させる工夫をし、とても楽しい作業でした。プログラミングならではのランダムな動作やなめらかな動き、エサを探知する範囲を決めることなど悩むことが多かったですが、来場者からは狙いどおり「ずっと眺めていたくなる」「家に欲しい」と言ってもらえてとても嬉しかったです。
大学では音楽やデザインなどの芸術面を学んだので、今後はIT関係の企業で働きながらプログラミングなどの技術面を学び、大小関係なくいろいろな制作に関わりながら最終的にはゲームを作りたいです。音楽をメインに活動してきたので、芸術的なゲームも作ってみたいです。

インタラクティブメディア学科

まだまだ進化する双方向メディアを学び、次代を拓く人材を目指して。

本学科の卒業生がエンターテインメントやアート、ITなど、あらゆる産業界で活躍できるのは“双方向性を備えた”インタラクティブメディアを習得しているから。学ぶ領域は非常に広く、時代のニーズを捉えた幅広いカリキュラムを用意しています。年次が上がるごとに、自分の目標とする領域を専門研究し、次代のメディアを担う人材を育成しています。