足跡

2024.3.19

東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2024~インタラクティブメディア学科~

~ インタラクティブメディア学科 ~

開催日:2024年2月16(金)~17日(日)
会場:東京工芸大学中野キャンパス

「東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展」では、芸術学部(写真、映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、ゲーム、マンガの7学科)と芸術学研究科の学生が各々の個性的な発想を元に、精魂込めて作り上げたメディア芸術作品群が展示されます。未来のメディアアーティストたちの作品をピックアップしてご紹介します。

I'll Know Forever EP - shadee (ミニアルバム)

インタラクティブメディア学科
PURNAJAYA SHADEEQA

shadeeの初のEPは、2024年2月23日に全ての音楽配信サービスで公開されました。このEPでは、10代後半から20代前半の成長と変化に焦点を当て、頻繁な引っ越しや一時的な関係を通じて永遠を求める難しさを描きました。友情、恋愛、家族への感情を通して、自身の成長と時間の流れに深く思いを寄せました。音楽とビジュアルを通じて、感情豊かに時間と自己発見の旅を表現しています。そのため、タイトルは「I’ll Know Forever(永遠を知る)」となりました。5つのトラックからなるリストの中で、2番目のトラック「The Mess Of You」は友人が演出し、自身でミュージックビデオを制作しました。残りの4つの動画歌詞も編集して、カバーアートや和訳は大学で知り合った友人たちとの協力で制作しました。卒業展示では先行視聴の体験を提供し、和訳ブックとポスターも作成しました。これからも多くの人々が楽しめることを願っています。

Webサイト:www.shadee.online
作詞作曲、ボーカル:PURNAJAYA SHADEEQA
ミックス&マスタリング:Tezu

Music RPG

インタラクティブメディア学科
松島 成海

「音楽の面白さをみんなに」をコンセプトに制作した、2DのRPGゲーム。
森に迷い込んだ主人公が、音楽隊のメンバーを集める旅に出る。
キャラクターを仲間にするたびに、対応した楽器がBGMに追加され、キャラクターを集める順番によって楽器の組み合わせが変化する。
謎解き要素も取り入れることで、音楽だけではなく、ゲームとしても楽しめるように工夫した。
ゲームの世界観にマッチするBGMを作ることで没入感を演出し、エンディングでは専用の楽曲を取り入れることで達成感を味わえるようにした。

水の風景画 ~風景を映すアクアリウム~  

インタラクティブメディア学科
山口 正義

私の趣味がアクアリウムで、多くの家庭に普及していない現状に着目し、より多くの人々に興味を持ってもらい、アクアリウムを始めるきっかけになる映像を制作したいと考えました。そこで、自然環境を参考に、水草や流木などの自然の要素を活用し、水槽内での様子を現実の自然環境を再現することで、、アクアリウムの魅力を伝えることでアクアリウムの魅力を伝えられると考え、制作に取り組みました。編集では、視聴者が飽きることなく興味を持ち続けられるように、シーンを適切な間隔でカットし、動画の尺を6分以内に収めることに重点を置きました。

:Peek-a-Food!

インタラクティブメディア学科
田浦 愛

この作品は「ちょっと不思議な料理」をコンセプトにしたインタラクティブ作品です。タイトルは「:Peek-a-Food!」(ピーカー・フード!)です。専用の調理器具を使って体験します。調理器具にはフライパン、片手鍋、両手鍋の3種類があり、コンロに置いた調理器具によって作れる料理が変化します。
一見普通の料理に見えますが、よく見ると尻尾やツノなどが見え隠れしています。少し待っていると中から動物が現れます。隠れている動物たちは、料理と何か共通点を持っています。たとえば、ソーセージには「ホットドッグ」という料理の名前と、細長い形から連想したミニチュアダックスフンドをモチーフにした犬が隠れています。ポップコーンには、白くて不定形の見た目から連想した羊が隠れています。フライパンを振ると動きに合わせて跳ね回ったり、鍋を持ち上げると液体がこぼれたりとインタラクティブな要素も満載です。
私は料理に対して少しルーティーンのような側面があると感じています。動物たちの動きを楽しんだり、隠れている動物を予想しながら体験することで、ルーティーンで行う料理が楽しくなったらいいなという思いで制作しました。

アワグラス

インタラクティブメディア学科
田中 龍之介

アワグラスは時間を感じる不思議な砂時計です。
砂時計ではありますが砂は入っておらず時間は計れません。
その代わりに内部にはめ込まれたガラスのキューブに映像が映ります。それが透明なキューブなのにも関わらず。しかも、キューブの両面に異なる映像が映ります。
体験者はアワグラスに好きなように触れることが出来ます。
触る、持ち上げる、傾ける、覗きこむ。
あらゆる方法でじっくりと流れる砂の動きと不思議なキューブの魅力を堪能してください。
アワグラスを反すと一粒一粒の”砂”はネコやイヌ、キリン、ゾウなどの様々な哺乳類たちの呼吸に対応したリズムで消えていきます。
それぞれの動物たちがもつ固有の時間感覚、その単位ともいえる呼吸を通して様々なスケールの時間を感じる砂時計、それがアワグラスなのです。

※所属・職名等は取材時のものです。

インタラクティブメディア学科

まだまだ進化する双方向メディアを学び、次代を拓く人材を目指して。

本学科の卒業生がエンターテインメントやアート、ITなど、あらゆる産業界で活躍できるのは“双方向性を備えた”インタラクティブメディアを習得しているから。学ぶ領域は非常に広く、時代のニーズを捉えた幅広いカリキュラムを用意しています。年次が上がるごとに、自分の目標とする領域を専門研究し、次代のメディアを担う人材を育成しています。